ビギンマーケットのバイヤー・スタッフ陣は、仕事同様ランチにも手を抜きません。いい仕事は、いいランチから!そう、我々にとってランチは仕事の一部。大事なのは、高いか安いかではなく、どれだけ満足できるか。それが仕事の出来を決めると言っても過言ではありません!さぁ、今日はどこで何を食べようかな~♪

2023年1月13日(金) 恵比寿 こづち

20代の一時期、
毎日のように通ってました。

バイヤーのサトミです。今日はフルーツオブザルームの商品打ち合わせで恵比寿へ。22~32歳まで働いた街ですので選択肢はそれなりに持っていますが、いつでも第1候補はここ「こづち」です。ご覧の通り、恵比寿という街の一般的なイメージと正反対のTHE昭和な店構え。安い・多い・ウマい・汚いの四拍子揃った店。店内は10年前と変わらず汚いですが、価格設定は今ではそれなりになりました。

とんかつ定食やココんちオリジナルの肉生姜定食(とんかつ用ロース肉を生姜醤油ベースのタレで煮込んだもの)は当時850円だったような。いずれにせよ43歳になった今、そんなわんぱくメニューはノーサンキュー(もちろん美味しいですよ!)。オーバー40のベストチョイスはこちらです!

本日のオーダー

  • ハムエッグ500円
  • とん汁380円
  • 小ライス220円

ガッツリ定食もいいけど、
慣れると単品攻めも◎

この黄金セット、以前は1000円でお釣りがきましたが、今や1100円。でも肉生姜が1000円だからまぁ妥当なのか。高くなりすぎよ、物価ァ…。
とはいえクオリティに文句は微塵もありません。生すぎず焼きすぎず、まさに“半熟”の目玉焼き2つに赤いハム2枚、キャベツにポテトサラダ。このポテサラも味が濃くてウマい。具沢山のとん汁はそれだけで立派なおかず。小ライスはちっとも小さくない。

Nice Taste♪

目玉をちょんちょんと割って、そこに醤油を流し込んで黄身全体に混ぜた後、真ん中で割って食べるのが私のスタイル。ちなみに「好きな食べ物は?」という質問には必ず「目玉焼きとシャウエッセン」と答えます。

ごちそうさまでした。大満足です。20代のときはお昼にチャーハン、夕飯に肉炒め定食など、1日2食キメる日もありました。当然太りましたが。29歳前後、人生最高体重を記録したのは、ブラックすぎる過重労働とこづちのせい。でも私にとってはガムシャラ(無軌道?)な20代の社会人生活を支えてもらった青春の味なんですよね。次回来たら何を食べようかな~。

~ココから先は余談です~

店舗外に掲げられた一部メニュー。長い間ココの「チャーハン」が「チャハーン」と記載されていたのは常連の間では有名な話。

当然クレジットやICカードの類は一切NG。今でこそ店内にレジはありますが、当時はレジすらもなし。ゼッタイ税務署には売上アレして税金アレしてたよね。当時店長と思われる坊主で細身のオジサンがいましたが、基本は何もせず厨房の真ん中に立ち、ひたすら声を出し全体を回す。まさに絶対的司令塔、あるいは海賊船こづちの船長。我々はひそかに彼を「キャプテン」と呼んでいたものです(たまに呼びかけちゃって「は?」って顔されたり)。ああ、懐かしすぎてセンチな気分になってきた…。また来ます!

こづち
住所:
東京都渋谷区恵比寿1-7-6 陸中ビルハイツ 1F
営業時間:
10:30~18:00
定休日:
日曜日
最寄り駅:
JR山手線ほか恵比寿駅(西口) 徒歩3分
東京メトロ日比谷線恵比寿駅 徒歩3分
※すべて編集部調べ

紹介したのは・・・
バイヤー
サトミ
子どもが生まれてから夜の飲み歩きが激減。自宅での食事は子ども(6歳・3歳)優先のため、自らの好みは後回し。唯一、好きなモノを食べられるのが平日のランチ!ってことで…わりと命、賭けてます。

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