職人とユーザーを繋ぐ、ビギンの新しいコミュニケーションスペース

BEGIN FUNDING | PROJECT : 09

ソーイングチョップオールズ Sewing Chop O'alls

岡山県児島で再興した、幻のT迷彩

どれだけトレンドが変遷しても魅力が褪せず、生涯ずっと居場所を失わない。そんな傑作品を微細に研究し、現代へと再生させるブランド、SCO(ソーイングチョップオールズ)。厳選したヴィンテージウェアを日本の職人たちによって、その知恵と技術を借りながら忠実に再現し、時にオリジンには足りない要素を加えながら、時代に即して進化させます。そんなSCOが着目したのが「Tパターンカモフラージュ」と呼ばれる迷彩柄。古着市場で人気が高騰し、ヴィンテージ好きの玄人たちから熱狂的な注目を集めています。タイガーでも、ウッドランドでも、リーフでもない。いま、T迷彩が注目を集める理由とは?

現在の購入総額
214,500
目標金額:600,000
購入者数
6
残り
申し込みは終了しました

どれだけトレンドが変遷しても魅力が褪せず、生涯ずっと居場所を失わない。そんな傑作品を微細に研究し、現代へと再生させるブランド、SCO(ソーイングチョップオールズ)。厳選したヴィンテージウェアを日本の職人たちによって、その知恵と技術を借りながら忠実に再現し、時にオリジンには足りない要素を加えながら、時代に即して進化させます。そんなSCOが着目したのが「Tパターンカモフラージュ」と呼ばれる迷彩柄。古着市場で人気が高騰し、ヴィンテージ好きの玄人たちから熱狂的な注目を集めています。タイガーでも、ウッドランドでも、リーフでもない。いま、T迷彩が注目を集める理由とは?

お届け予定
2024年1月中旬
*生産の都合上、商品の納期が変更となる場合がございます。

DETAIL 企画詳細

ヴィンテージ市場で価格が高騰中!
“T”の正体とは?

世界に類を見ない技術力で、ヴィンテージウェアの歴史を継承&進化させ続けてきた岡山県発のアパレルブランドSCO。これまで培ってきた技術と叡智を発揮し、今季リリースしたのが“T迷彩”のジャケットとトラウザーズです。ヴィンテージを研究し続けるSCOが着目したT迷彩に迫ります。

\著名ブランドも惚れたTパターンを完コピ!/

ミリタリーからファッションとして定着したカモフラージュ。時代や国によって迷彩のパターンは様々ですが、最近にわかに注目されているのが“T迷彩(パターン)”。これはアメリカ軍が開発した“アーバン・テレイン(Urban Terrain)”と呼ばれる都市迷彩のひとつです。都市迷彩は市街戦での使用を目的としたもので、色は建物の瓦礫などを想定してモノトーンとなっているのが特徴。パターンはベルリン・カモフラージュの直線的なものと、一般的な曲線パターンをモノトーン化したものの2種類に分類されます。

冷戦終結間近の1989年にベルリン中心部を横断する「6月17日通り」をパレードするイギリス陸軍のチーフテン戦車。施されている塗装が“ベルリン・カモフラージュ”で、同様のパターンは他国軍でも使用されている。Photo/DoD

アメリカ軍は冷戦中に都市地域軍事作戦(Military Operation on Urban Terrain/MOUT)用都市迷彩のカモフラージュスーツの研究を行ない、1980年代初頭にベルリン・カモフラージュに似た4色の直線パターンを開発しますが採用は見送られました。アメリカ軍が再度都市迷彩に注目するのは1990年代後半で、海兵隊がコマーシャル・ベースで販売されたウッドランド迷彩のモノトーン版ユニフォームを限定数購入してテストを実施。一方、陸軍も2色と3色の都市迷彩スーツを試作しテストを実施。海兵隊は1999年に実施した市街戦演習“アーバン・ウォリアー”で都市迷彩スーツをテストし、結果は良好でしたが最終的に海兵隊と陸軍は共に採用を見送りました。

正式採用されなかった、
その背景に制作意欲を掻き立てられました

企画生産の菅野伸哉さん。岡山県児島生まれ。株式会社ジョンブルに入社後、本社工場の企画生産等を経て、2022年にSCOのリブランディングに携わる。デニムやヴィンテージへの造詣も鬼深。

こうして都市迷彩スーツはテストサンプル止まりとなったため、軍の放出品は希少で入手困難。しかし、ユニークな都市迷彩をこのまま埋没させるのは惜しい。SCOの企画生産を担当する、チームの思いから生まれたのがSCOの新作「T迷彩コンバット・ジャケット&トラウザーズ」です。

「生地メーカーが、古着のジャケットの素材を徹底的に解析し、ヴィンテージに用いられるコットンクロスを忠実に再現しました。豊かな風合いに加えて、やはり軍用のテキスタイルだけあって機能性も高く、軽やかだけどタフ、そして乾きやすいといった特徴を備えており、現代の実生活にも有用です。手前味噌ではありますが、非常に素晴らしい出来栄えで、ブランドの定番生地として今後も使い続けたいですね」

企画生産のT迷彩コンバット・ジャケット&トラウザーズのベースは、定番アイテムのジャングル・ファティーグ。ただし軍のスペックを忠実に再現するのではなく、時代に即したアレンジを加えて進化させ、ファッション性を付加。従来とは一線を画す独特の迷彩パターンは街着として新鮮に映ります。製品は全て岡山の本社工場で職人が一点一点縫製。ライトな生地による「よれ」感とヴィンテージ感が独特の風合いを醸し出します。図らずも都会にはまるT迷彩は、いまタウンユースに最もハマる名答です。

日本人らしい繊細な作りでリアルクローズに落とし込みつつ、細部までこだわることで全体の面構えがグッとよくなり、一段と本物感が増す。

Over40sが着てもちょうどいい

43歳、身長181cmの菅野さんが、ジャケット38サイズ、トラウザーズ32インチを着用。トラウザーズは裾にかけて太めのシルエット。シンプルな着こなしにモダンさも添えてくれる。飽きのこないデザインだからこそ、長く付き合えるひと工夫が嬉しい。ベーシックとトレンド、本物感もあってほしいけど街着としての過剰なスペックは要らない。そうした、いろいろなバランスの“ちょうどいい”を実現しました。

図らずとも街着にハマるT迷彩。
Begin限定で受注販売!

T迷彩生地を採用した、Begin限定販売のジャケットとトラウザーズ。本格ムードたっぷりの総柄迷彩ながら、SCOの実力派職人たちの微細なステッチワークによって骨太になりすぎず、キャッチーにキマるのが魅力。ライニングのない一枚仕立てなので軽やかに着ることができ、薄手のトップスに合わせるアウターとしてもちょうどいい。

\購入者限定のトートバッグ付き/
購入者には、SCOオリジナルトートバッグをプレゼント。SCOの製品に使われる本格・上質な生地を使った贅沢な一枚。生地や色は届いてからのお楽しみ♪

ライト感覚で着られるいま選ぶべき【コンバットジャケット】

今昔にわたり愛されるミリタリーの定番、ファティーグジャケット。機能性とデザイン性を兼ねる4ポケを備えた前身は、ポケット裏面に隠し縫製を入れて立体化。見た目はヴィンテージさながらですが、身幅や腕回りにゆとりのあるシルエットや程よい肩の落ち感など、無骨なディテールはそのままの今ドキイケメン顔に。ジャケットといっても綿100%のライトな生地感なので、春秋はTシャツやカットソーに合わせて、冬はニットをIN、またはアウターにINして着ても着太りして見えません。オリジンの雰囲気もありつつ気軽に着られます。

大人が気兼ねなく穿ける軍パンの名答【コンバットトラウザーズ】

カーゴパンツという愛称でも親しまれるこのコンバットトラウザーズは、ファティーグパンツの3rdタイプがベース。現代的にややワイドにアレンジしつつ、岡山本社の実力派工場との二人三脚によって仕立てにも入魂。速度重視で大量生産されていたミリタリーパンツは元来平面的ですが、要所に隠しプリーツや芯地をあしらうなど、さながら高級スラックスのように緻密に仕立てることで見事に立体化。総迷彩柄でありながら、穿いた時のシルエットが絶妙すぎる!かくして雄々しくも品のあるトラウザーズに。カジュアルな装いのなかに品を求める大人はぜひ。

最後に

SCOのモノづくりは厳選した企画(元ネタ)を職人たちの元へ持ち込み、その知恵と技術を借りながらヴィンテージを時に忠実に再現し、時にオリジンには足りない要素を加えながら、時代に即して進化させます。さらに街着を考慮して付加される機能や使い勝手。これこそSCOが支持を集める理由です。もともと市街地ように作られたT迷彩は、図らずともタウンユースと相性抜群。皆が着るタイガーやダックハンターカモとも差がつき、定番コーデも新鮮な印象にうつります。そうした、いろいろなバランスの“ちょうどいい”を実現したSCOの新作。T迷彩のジャケット&トラウザーズには、SCOの分析力&アレンジ力が隠されていました。

写真/大見謝星斗 文/編集部

ソーイング チョップ オールズ

Sewing:縫製 Chop:意匠・品質 O’alls:作業着・衣服
1990年代に日本で起こったヴィンテージブーム。岡山県児島を聖地とするデニムが流行し、JOHNBULLは【Sewing Chop O'alls/ソーイングチョップオールズ】をスタート。しかし、ブームの衰退、トレンドの変遷と共に同ブランドも縮小、休止。ヴィンテージアイテムの知識や技術も次第に廃れていきました。あらためて"今"JOHNBULLが提案するこれからのNEO VINTAGE。本物が持つ素材・ディテール・縫製・仕様が醸し出す佇まいに注目したシリーズとして、【Sewing Chop O'alls/ソーイングチョップオールズ】をリスタート。効率を重視される現代の価値観からは非常識と取られる手法を肯定し、一からのモノ作りの復活を目指します。「確かな知識、技術で創造されたワードローブ」をリリースするブランドです。

https://johnbull.co.jp/sewing-chop-oalls/

■ 製品の仕様
素材:綿100%
原産国:日本(岡山県倉敷市)
■ お取り扱いのご注意
タンブラー乾燥の使用はお控え下さい。
金属付属を使用している為、引っ掛けや他の物を傷付ける恐れがあります。

■ サイズスペック

コンバットトラウザーズ

サイズ ウエスト ヒップ ワタリ ヒザ 股上 股下
28 77 108 36.3 28.2 23.7 0.0 72
30 82 113 37.5 29.0 24.5 28.5 74
32 87 118 38.8 29.8 25.3 0.0 76
34 92 123 40.0 30.6 26.1 1.0 76

コンバットジャケット

サイズ 着丈 肩巾 バスト 裾まわり 袖丈 袖巾 袖口巾
36 75.5 46 121 124 61.5 61.5 28.5
38 77.5 47.5 125 128 63.5 62.0 29
40 79.5 49.5 131 134 65.5 62.7 29.5
42 81.5 51.5 137 140 67.5 63.3 30

編集後記

ビギンファンディングで2回目となるSCO。前回の“白いM-51”は私も購入したのですが、ウエストがやや緩い……(嬉しいことにw)。そこでジョンブルの菅野さんにお直しを依頼しました。なんと、縫製職人さんがわざわざお直しして下さったのですが、全体のバランスを損なわないよう、ウエスト部分以外も微妙に調整されていました。もちろん、詰めた形跡は微塵も残っていません。もしかしたら、製品を作るよりお直しの方が難しいのでは……と、安易にお願いした自分を反省。原稿だって、一から書くより書き直す方が何倍も難しいんです。と、この原稿をリライトしながら、改めて職人さんにお礼を伝えさせていただきます。(バイヤー・ウラヤマ)

購入にあたって

このプロジェクトは、目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2023年11月30日までに支払いを完了した時点で、商品の購入が成立します。商品のお届けは2024年1月中旬頃の予定です。

LINEUP

幻のTパターンカモフラージュ コンバットジャケット

49,500(送料・税込)

幻のTパターンカモフラージュ コンバットジャケット

※ 商品のお届けは2024年1月中旬の予定です。
※寸法は記事後半のサイズ表をご参照下さい。

サイズ 36:
終了しました
サイズ 38:
終了しました
サイズ 40:
終了しました
サイズ 42:
終了しました

幻のTパターンカモフラージュ コンバットトラウザーズ

33,000(送料・税込)

幻のTパターンカモフラージュ コンバットトラウザーズ

※ 商品のお届けは2024年1月中旬の予定です。
※寸法は記事後半のサイズ表をご参照下さい。

サイズ 28:
終了しました
サイズ 30:
終了しました
サイズ 32:
終了しました
サイズ 34:
終了しました

PROJECT 応援募集中の企画。

応援募集中(販売中)の企画はこちら。未来のヒット商品になる!?プロジェクトをお見逃しなく!

ARCHIVE 過去の応援企画

PAGE UP

購入する

入荷お知らせ申し込み

商品が入荷次第メールにてお知らせいたします。

入荷お知らせを受け付けました 入荷お知らせを申し込む
閉じる