レザーのカバンは10年育てる心意気で

レザーバッグのエイジング術、知ってますか？

使い込んで、大事に愛でて、オリジナルに育てあげる。世のおしゃれボーイにはそんな嗜好があります。私たちも大いに見習いたいところ。全身ニューアイテムで揃えるより、一点でも自分で育てたアイテムを身につけていたほうが、そのコクによってコーディネートが断然こなれて見えるんです。

その代表例が革カバン。とはいえ、革であればすべてが美しく育つというわけではありません。まずは使い込むほどに奥深いツヤが増すエイジング対応レザーを選ぶこと。

タンニンでなめされた革は、革本来のナチュラルな風合いが特徴で、経年変化によって美しく育ちます。育てるためにはただ使い込むだけではなく、正しいケアの道具と方法も大事！　丁寧に育てれば将来必ず、親孝行してくれますよ。

必要なのは油分。天然素材でできた、やさしいワックスを全体に塗り込んでいきましょう。

Wax:TAPIR

①ホコリを落とす

②ワックスを塗る

③均一に塗りこむ

※掲載内容は発行時点の情報です。

［BASIC 100 RULES Autumn-Winterの記事を再構成］