ふわふわこそいいモノと捉えるのは、世界を見渡しても日本だけ__。
そんな目から鱗な話をしてくれたのは、タオルメーカー「UCHINO」の山口さん。

「日本ではふんわりと膨らむ、ふわふわタオルがいいタオルという認識がありますが、
実はUCHINOを含む日本のタオルメーカーが海外に向けて販売しているのは、
もう少しがっしりとしたタオルなんです」(山口さん)

世界のタオル市場を知り尽くしたUCHINOの言葉に、ビギンは強く共感。
国内外問わず、いいモノを紹介し続けて35年のビギンですが、
ことタオルに限っては、固定概念を拭えずにいたなんて……(涙)。
それならば! とUCHINOに直談判して、
グローバルにウケるこれからの新・スタンダードなタオルを作ろう!
という企画で出来たのが、この「zen towel」という訳なんです。

UCHINOとは?

創業77年の歴史を誇る内野株式会社。世界一タオルの研究をするとも言われている、タオルのスペシャリスト集団です。より気持ちの良い素材の研究開発を進め、これまでにファミリータオル、プリントタオルなど日本初、世界初となるアイテムを数多く生み出しています。創業(1937年)から10年後の1947年、シルクのガウン・ローブコートの輸出販売を開始したことをきっかけに、世界で通用するタオル作りをスタート。昭和・平成のトキを越えて、今日まで世界中で愛されるタオルを作り続けている日本を代表するタオルメーカーです。

元ネタになったのは、UCHINO社伝説の生地。しっかりとした肌触りかつ、シャリ感を持ち合わせた唯一無二のタオルです。

「使用しているパイルの糸番手は16番手。糸番手とは糸の太さ・細さの事で、数字が大きいほど、糸が細いという事になります。タオルでは16番のパイルは少し太め。zenタオルで使用する太めの糸は14番・18番が一般的の、あえての16番を使用。これがタオルを研究したUCHINOならではのこだわりです。この絶妙な糸の太さが、心地よいタッチに繋がるんです。地組織の経糸には、40番の糸を使用し、軽さを出しているところもミソ。パイル長はあえて短くすることで、見た目の美しさは勿論、なにより“がっつり拭ける”を実現しました。」

実はこの生地、かつては誰もが知るあの大手メゾンの商品にも長年使われていた実力派で、知る人ぞ知る名家のタオル生地なのです。

そんな良いとこの子は、素材のまんま味わって欲しい……そんな想いからこだわったのは、引き算の美学に徹すること。

ややループが短めで、しっかりとした肌触り。独特な畝が禅寺の石庭「枯山水」を連想させるこのタオルは、「zen towel」と命名。商品にはブランドタグは愚か、洗濯表示のタグも含めて何もつけないという徹底ぶりです。

また、しっかりタオルでありがちな乾かずに薫る生乾き臭ですが、約260g(経糸を細めにすることで実現)と軽量のため、心配ございません。更に、特徴的なのは絶妙なサイズ感。余計な物は持たない__そんな禅の精神から、大きすぎず小さすぎない60×100㎝に設定しました(一般的なバスタオルは60cm×120cm)。みんな大好き山崎実業さんのタオル掛けに干すと…お分かりいただけますでしょうか。

通常のバスタオルだとギリギリ床につかない程度。

身長175㎝の男性でも全身をラクラク拭き上げられます。

ギフトにも嬉しい
ALL ジャパン メイド!

ニッポン良品は、パッケージが良くも悪くもごちゃごちゃしているイメージだと思われる世界の旅行者も多いのだとか。世界にも通用するzen towelだからこそ、安心安全の日本製かつ、洗練されたパッケージにこだわりました。

タオルを包む帯には、ギフトにも最適な箔押し印刷で高級感を。い織り紙のテクスチャー感がついつい触れたくなるタオルのよう。

肌に優しい100%コットン製であることと、日本で織りあげた印が記載されています。
裏面には、意外と知らないタオル長持ちの秘訣を詩にして記してあります。

この手入れの方法は、タオルを生業にするUCHINOには常識ながら、なかなか一般の消費者には浸透しない5つの手順。そんな極意をビギンがこっそり伝授いただき、実践したところ、タオルの持ちが違うじゃありませんか!ということで、是非モノがわかる読者諸兄には知っておいてほしく、進言します。

ちなみに、パッケージをあけると、まるで高級ホテルのバスローブの如く美しく畳まれているのは購入してからのお楽しみ。

ぜひ、ビギンと一緒に“禅”の精神でタオル道を極めて頂ければ幸いです。

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セット内容

タオル2色1セット 7700円(税込) カラー:チャコールグレーとライトグレーの1セット

サイズ:60×100㎝

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タオルが出来るまで

ニッポン良品は、パッケージが良くも悪くもごちゃごちゃしているイメージだと思われる世界の旅行者も多いのだとか。世界にも(勿論日本国内の貴兄にも)通用するzen towelだからこそ、安心安全の日本製かつ、洗練されたパッケージにこだわりました。

zen towelを作るUCHINOでは、タオルの糸を作るところからはじまります。
国内の協力工場で一つ一つの製品専用の糸を職人が紡ぎます。

zen towelを作るUCHINOでは、タオルの糸を作るところからはじまります。 国内の協力工場で一つ一つの製品専用の糸を職人が紡ぎます。

タオルが形になったら、製品染めと洗いを行います。

染色が済んだら、裁断を行い、ミミ・ヘム等の加工とアイロン掛け。綺麗に梱包をして出荷。ビギンの倉庫で貴兄のご注文をお待ちしております。