

2023年、2024年と2年連続、観測史上1位
タイとなった記録的な猛暑。
過去2年には及ばないものの、
今年も猛暑になる模様!
上昇する体温、噴き出す汗、ベタベタ感。。。
想像するだけでもイヤ〜な感じですが、
キビシイ夏を乗り越えるには、
夏の機能素材に頼るのが最適解。
定番から古来より伝わるモノ、
最新のモノに至るまで
“夏に効く”機能素材をご紹介。
これでもう、夏の暑さは怖くない!
夏によく使われる定番素材
パイル、ちぢみ、ヘンプ、和紙、シアサッカーといった夏に適した定番素材。
各素材の特徴を知って上手にワードローブに取り入れよう。
「パイル」とは
繊維を丸くループ上に織ったもので、身近なものではタオルが該当。言わずもがな、ふわふわの肌触りで吸水性も高い。先端をカットしたカットパイルは、滑らかなツヤを放つ。
「ちぢみ」とは
糸に強い撚りをかけ、表面にシボを作った織物。シボの凹凸が肌との密着を防ぎ、ドライタッチを実現。吸水性、速乾性に優れていることから昔から肌着やステテコに使われてきた。
「ヘンプ」とは
古くから日本で親しまれてきた麻のこと。繊維に無数の穴が空いているため、調湿性に富み耐久性も高い。栽培時の環境負荷が低く、サステナビリティの観点からも注目されている。
「和紙」とは
吸水性、吸放湿性に優れた丈夫な素材。綿と比べると1/3の比重と、非常に軽い。しなやかなハリとコシがありつつも、チクチク感は皆無で多孔質構造により、ドライで涼しい。
「シアサッカー」とは
生地の縦方向に凸凹と平坦な部分が交互に現れる織物。凹凸があることで空気が流れやすく、汗をかいても蒸発しやすい。肌離れも良く、着心地も軽いため、蒸し暑い夏でも快適。
ブランドオリジナル素材
各ブランドが織りなす、オリジナル素材。夏向けの素材として「ジェラート ピケ オム」、
「カバロスW」の2ブランドがエントリー。
「スムーズィーライト」とは
「ジェラート ピケ オム」オリジナルの生地のこと。口に含んだ瞬間とろけていく、スムージーを連想させる滑らかさ。軽量で薄手のため、夏でも爽やかに過ごすことが可能だ。
「ヒートシールド」とは
生地加工のプロフェッショナルである「カバロス」が開発したオリジナル生地の呼称。翡翠粒子を練り込むことで、体の熱を素早く放出。接触冷感やUVカット、抗菌防臭性もある。
