「社長品番」シリーズ、
スタートします。
Begin編集長、LaLa Begin編集長、Begin Marketオープンと、Beginにどっぷり浸かって27年。いい服、いいモノをたくさん見てきたBegin社長のハタが、「もし、一からワードローブを組み立て直すとしたら」- そんな気持ちで、本当にいいもの、必要なものを、厳選吟味して制作していく「社長品番」シリーズ。その第1弾をお届けします。
Beginひと筋、四半世紀。これまでたくさんのいい服を見てきましたが、近ごろかなり「迷装」しています。昨年秋、人生の50の鐘が鳴りました。生涯ベストワン映画、高倉 健主演『遙かなる山の呼び声』をしみじみと観ながら、この映画の健さんと自分が同い年になっていることに愕然としました。なんだこの人格品格風格の違いは。健さんといえば、ハリントンジャケット。人生はやり直せないが、「もし、ワードローブを一から揃え直すとしたら」。その第一歩は、ハリントンジャケットが欲しいな。と思っていた矢先に現れたのが、このキンロック アンダーソンでした。
まず、ひと目で身幅がゆったりめなところがいい。実際、私のサイズ38で身幅は58cmある。他のハリントンジャケットより3～5cmはゆったりしてます。クラシック（今っぽいとも言える）なシルエットがポイント高いです。裏地のタータンチェックがシックなのもいい。さすがはロイヤルワラント3つ！の名門のタータンチェックです。けど、ラインナップに黒がないのは意外。
エリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子御三方の王室御用達ブランド。しかも、このご時世で、このクオリティ、このプライスを維持している企業努力に感服です。サイズは36・38・40・42。実際、手にとって見てみたい方は、2月16日から2月22日まで、少量ですが伊勢丹新宿店メンズ館でも展開しています。
2万4750円。
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トクベツな「ビ銀」カラー 通常タグはブランドネームの文字色がゴールドですが、本作はビ“ギン”なだけにシルバーに変更。
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裏地は正統なタータンチェック柄 スコットランド発祥のブランドゆえ、当地の伝統的な柄を採用。チラッと見えればほどよいアクセントに。
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襟はストラップで固定も可能 付属のチンストラップで襟を固定できる仕様。肌寒い季節にはコレがけっこう効果的なんですよね。
この春、ハリントンジャケットは
こう着たい！
中年ブルゾンの代表選手ともいえるハリントンジャケットを、いかに着こなすか。無理な若作りはイタイし、逆にシンプルすぎても老けて見える。そのさじ加減に今後の人生、精進して参りたいと思います。
ところで … ハリントンジャケット〈Harrington Jacket〉の名前、1960年代にアメリカのドラマの登場人物、ロドニー・ハリントンに由来しています。また、このかたちのジャケットは、ドリズラー〈Harrington Jacket〉とも呼ばれますが、こちらはマクレガー社が作った商品名。また、スイングトップという呼び名は、日本のヴァンヂャケットの石津謙介氏が名付けたもので……（※これぞBegin！なウンチクですが長いので以下割愛）。
Beginひと筋27年の社長ハタが、自ら企画・開発する別注アイテム。長年培った知識、人脈、そして社長の特権（？）をフル活用し、己の「欲しい」をカタチにします。商品企画は不定期。第2弾は今のところ未定。
