パンツと相性のいいスタメン靴を持っておく。
間違いなしの3足はこちら!
「おしゃれは足元から」というように、靴が決まればパンツのコーディネートも組み立てやすくなる。そこで、永世スターティングメンバーになり得る靴も考えてみました。
100年以上の間、靴を作ってきた老舗の通年モデルで、なおかつベーシックカラーであるこの3足なら、大活躍することまちがいなし。どれもデザインが変わらない不朽の名作だから、この先一緒に年を重ねても、きっと長く愛せるはず。
BIRKENSTOCK
ビルケンシュトックのボストン
\+ソックスで通年履ける/
1774年、ドイツで医学的観点から生まれた健康シューズ。なかでも1976年に登場し、定番に成長したボストンは、サンダルながらつま先を覆うアッパーが、シューズのような安心感と快適な履き心地で人気です。スエードモデルは、ソックスをプラスすれば秋冬にも。いちおしは合わせるボトムスを選ばないこっくりブラウンのミンク。
ビルケンには2種類の幅があり、左のように足跡マークが線画なのがレギュラー幅、塗りつぶされているのがナロー幅。靴下合わせなら、レギュラー幅という選択もあり。
CONVERSE
コンバースのキャンバス オールスター J HI
\80 年代から継承されたルックス/
1917年に通年販売できるバスケットボールシューズとして開発された、オールスター。日本製モデルはファッションシューズとして人気を博した80年代の木型を継承し、生成りのラバーテープやコットンの靴紐がクラシックな趣。スニーカーの原点である白が買いです!
アッパーとソールを熱で圧着する、ヴァルカナイズド製法を採用したつくり。日本製モデルはその証として、ヒールラベルに「MADE IN JAPAN」の文字が。
Paraboot
パラブーツのミカエル
\雨の日だってガシガシ履ける/
今もフランス製を守るブランドは、1908年にオーダーメイドの靴工房としてスタート。ミカエルが1945年に誕生すると、某メゾンが注目。高級紳士靴のようなルックスと本格登山靴レベルの撥水性や耐久性で、チロリアンシューズの代名詞となりました。初めての1足ならやはり王道のブラック推し。
アッパーはオイルをたっぷり含んだ独自のリスワクシーレザーだから、撥水性が高く雨もへっちゃら。ちなみにリスとはあの動物ではなく「滑らかな」という意味のフランス語。
連載
BASIC RULES
LaLa Beginが定義する「服好き」、あるいは「服好き」予備軍さんへ、おしゃれの心得をご紹介します。色使いやコーディネート、メンテナンス方法から知っておきたい蘊蓄まで。おしゃれバイブルとして参考にしてみて!
連載目次はこちら
※掲載内容は発行時点の情報です。
[BEST PANTS STYLE 100 Autumn-Winterの記事を再構成]