冬服のお手入れの仕方を知っておく
お気に入りの服を永く着るために
帰宅したら、まずアウターをブラッシング
ウールのコートやニットなどは、着用する度にブラッシングするのが服好きの基本です。一日分のチリやホコリを落とし、繊維の目を整えます。このひと手間で、お気に入りの一着と長く付き合えますよ。
クリーニングの頼り時をわかっておく
有機溶剤を使うドライクリーニングは生地へのダメージが大きく、頻繁に利用するのは避けたいもの。ただし、型崩れしやすいジャケット、 センタークリース入りパンツ、シルクなど洗濯機で洗えないものはクリーニングへ。
油汚れはドライクリーニングにおまかせ
【得意】油汚れはまかせて!
ドライクリーニングは、油を原料とする有機溶剤を使って汚れを落とすので、食べ物の油ジミ、化粧品、皮脂など油性の汚れは得意。
【苦手】水溶性汚れには適さない
水と油が混ざらないように、ドライクリーニングは油分の少ない水溶性の汚れは苦手。汗、血液、コーヒーのシミには水洗いが効果的。
防虫剤を忘れない
引き出しの中には防虫剤を入れるけど、意外と見過ごされているのがハンガー収納のアイテムたち。チェスト内ほどではありませんが、ここもムシ食いの危険あり。ハンガー収納にも防虫剤を忘れずに。
クリーニングのビニールは外す
洋服の繊維もわたしたちと同じように呼吸をしています。空気の通りが悪いと、カビが発生したりムシ食いの原因になることも。
\NG/
クリーニング帰りの服をビニールに入れたままにしておくのは百害あって一利なしなんです。ホコリの付着を防ぎたければ、通気性のある不織布のカバーに替えてあげましょう。
\OK/
ビニールカバーを掛けたままのほうが、なんとなく“守られている”イメージがあります。でも、それは大きな勘違い。カバーの役割を求めるなら、不織布のものを。空気が通り抜けるので安心です。
連載
BASIC RULES
LaLa Beginが定義する「服好き」、あるいは「服好き」予備軍さんへ、おしゃれの心得をご紹介します。色使いやコーディネート、メンテナンス方法から知っておきたい蘊蓄まで。おしゃれバイブルとして参考にしてみて!
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※掲載内容は発行時点の情報です。
[BASIC 100 RULES Autumn-Winterの記事を再構成]