【SEIKO連載/It's AUTOMATIC! 第1回】機械式時計ってどんなもの?
機械式時計ってどんなもの?
本格時計・入門編
編集部で本格時計のこと、もっと知りたい!と盛り上がり、時計の老舗、セイコーに聞いてみることに。
全5回連載の初回は、時計好きが惚れ込む、機械式時計の魅力を深掘りします!

SEIKO PRESAGE
カクテルタイムシリーズのSRRW005
バター×ミルクのカクテル「ホットバタードラムカウ」から着想。型打ちでさりげない模様をつけた艶やかな文字盤はスタメンに最適。自動巻(手巻つき)。径30.3mm。SSケース。7万8100円
教えてくれたのは…
プレザージュの企画担当
寺島菜月さん
数年先のトレンドを見据え、デザイナーなどと連携しながら、 プレザージュのブランドチームを導く旗振り役。 日本が誇るSEIKOの腕時計を情熱をもって世界に発信している。
編集部ヤザキが聞きました
本格時計の知識は素人だけど、興味は高まるばかり。 モノにこだわるララビギンの編集者として、 この連載を機に納得できる一本に出会いたい!
知ってた? 機械式時計のこと
ヤザキ そろそろ、ちゃんとした時計が欲しいって話になると、機械式時計をよく勧められます。
寺島 ゼンマイというバネで動く昔ながらの時計のことですね。
ヤザキ ゼンマイ? 巻くと動くオモチャもありますよね。
寺島 仕組みは同じで、クルンと巻かれたゼンマイが戻る力で針を動かします。自分で巻く「手巻」と腕の動きで自然に巻ける「自動巻」の二種類あって、この仕組みを動かしているのが、ムーブメントという時計の心臓部。この手のひらサイズに、約100点ほどの部品が詰まっているんですよ。
ヤザキ ちっちゃな部品たちが、がんばっているんですね。
寺島 この小箱の中でどれだけ正確に時を刻めるか、世界中の時計メーカーが知恵と技術で挑んでいます。AIにはまねできない人ありきのストーリーも、機械式時計が愛される理由だと思います。
ヤザキ 沼るのもわかるな〜。
忙しい人・ズボラな人にこそ機械式!

ヤザキ 時計って機械式のほかにクォーツ式もありますよね。
寺島 クォーツ式は電池で動く時計。電気を流すと心臓部のクォーツ(水晶)が振動して正確に時を刻むため、そうよばれています。
ヤザキ それならクォーツ式のほうが、扱いやすいのでは?
寺島 電池交換不要な分、機械式のほうが気軽ですよ。直営店や家電量販店、百貨店などから修理センターに出して、交換はできますが、時間と手間を考えると、機械式のほうが楽かもしれません。
ヤザキ 確かに使う日に止まっていたら焦るかも。その点、サッと巻けば動く機械式は助かりますね。
寺島 だからこそ、機械式時計は忙しい方におすすめ。ゆるく長くつきあえる時計だと思います。


1枚目の風防に比べ、2枚目の「ボックスガラス」は、ガラスに高さを出し、金属部分を薄く華奢に演出。ゴツく見せずに機械式時計を取り入れられます。
プレザージュは大人の服好きにぴったり
ヤザキ 寺島さんが企画するプレザージュには、カクテルから発想した機械式時計もあるとか。
寺島 プレザージュは日本の美意識が息づくドレスウォッチブランド。特に銀座「STAR BAR」のオーナーであり、バーテンダーの岸久さん監修シリーズは、こだわりの華やかな文字盤が人気です。
ヤザキ 確かにオーラがある!
寺島 高級時計のような「ボックスガラス」や「曲げ針」仕様も、この価格帯ではレアですよ。

ガラスの縁に沿うように針先をわずかに曲げた「曲げ針」は、高級時計にも用いられる技。カクテルグラスの脚を思わせる目盛りの先には、ダイヤもキラリ。
ヤザキ 装いを格上げする機械式、相棒として迎えたくなりました!
今季登場の他2モデルも服に合うデザイン

カクテルタイムシリーズのSRRW008
ほろ苦い「ジャマイカンコーヒー」を思わせる、ブラウングラーデションが大人っぽいモデル。レザーベルトはワンタッチで装着できてノンストレス。自動巻(手巻つき)。径30.3mm。SSケース。8万4700 円

カクテルタイムシリーズのSRRW006
卵入りのカクテル「エッグノッグ」をイメージし、黄金色のグラデーションで繊細に表現。心躍るきらめきは、気持ちを上向きにしてくれそう。自動巻(手巻つき)。径30.3mm。SSケース。8万4700円
写真/宮前一喜 文/間中美希子
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