【New Balanceなど】ひそかなロングセラー⁉ 名ブランドの頼れる名品小物3選

売れ続ける強さがある
証言！隠れロングセラー

新作は目まぐるしく更新され、ネットでどこへでもアクセスできる今、本当にほしいモノや実力ある定番品が埋もれて見えにくくなってきた昨今。

ですが、静かに確実に売れていて、信頼もされている、ブランドの良心のようなアイテムがあるんです。ベーシックが得意なブランドの皆さんに、隠れた名品の聞き込みを行いました。

TIMEX
タイメックスのクラシックデジタル シルバー

「レトロが見直されている今、コラボや新型もたくさんありますが、やっぱりシンプルな角デジはタイムレスでいい！ シーンレスで使えて、エクスパンションバンドで装着も簡単。まさに、いつもいつの時代にも『ちょうどいい時計』。新作じゃなくても売れ続けている一品」1万890円（ウエニ貿易）

STANDARD SUPPLY
スタンダードサプライのシンプリシティ / B トート S

「女性スタッフがひとり一つは持っている、トートバッグの人気No.1。内側にはボトルホルダーを装備し、吊りポケットはフラップになるなど収納が充実。さらに、キーフックや別売りのショルダーストラップが付けられる仕様にアップデートしました」1万5400円（エバーグリーンワークス）

New Balance
ニューバランスの90/60

「定番名品の『990』と2000年代初頭に発売された『860』を掛け合わせたレトロハイテクモデル。斬新さ漂うごつめのデザインですが、900シリーズのレガシーカラー、グレーが基調の配色で、合わせやすく歩きやすく、幅広い層に人気があります」2万2000円（ニューバランスジャパンお客様相談室）

連載

STRONG BASIC

1950年代当時、ハリウッド俳優はテーラードスーツが主流の時代、スウィングトップ、Tシャツ、デニムという、LaLa Begin的にも大好きな、ベーシックなカジュアル姿で異彩を放った俳優ジェームス・ディーン。異端児ともいわれましたが、きっとそれが「自分らしい」と思っていたから着ていたのだと想像します。着ていることが心地よくて、自身が魅力的に映る服。きっと彼はそのことをわかっていてそのスタイルを貫いたのでは。そんなディーン先輩がこんな言葉を残しています。「優しさこそ、本当の強さだ」。便利、快適、上品、万能。いろんな強さとともに、これからの自分にそっと手を差し伸べてくれるストロングベーシックを、いざ探しに！
連載目次はこちら

※掲載内容は発行時点の情報です。

［LaLa Begin 2024年 AUTUMN号の記事を再構成］photo: Keiichi Suto, Kousuke Matsuki, A yako Kubota, Saori Fushimi, Shunsuke Musashi, Saori Nakajima　text: Shinji Hashimoto, Mikiko Manaka, Shinsuke Isomura, Aki Ma ruyama, LaLa Begin　styling: Makoto Fukuda, Aki Nitta　hair&make-up: Miyuki Nakamura, Kei Yamazaki　model: Saya Ichikawa, Akari Ushioda, Yoshiaki Takahashi　illustration: TOMOYA