【オンオフ使える！】襟が大きめなジャケットをバランス良く着こなすコツを伝授！

今、必要なのは垣根がない服

カジュアルでのセットアップ使いは、シルエットが肝心。ジャケットは肩が落ちていて肩周りにゆとりのあるものなら、インに重ね着がしやすく、着崩したスタイルにも対応してくれます。パンツは太めなものを選ぶとオフもバランスが取りやすいです。

合わせるアイテムは素材が大事。サーマルやシャンブレーなどのカジュアル素材がかっちり感を中和。ベーシックなセットアップもオンオフ使いこなして、見事STRONGに昇格です。

【SCENE-LESS】
セットアップは着方の幅が広い最強のシーンレス服！

トレンドでもあるセットアップは、大人にとっては普段使いの方が難しかったりします。でも、じつは上下が揃っているからこそ着こなしが楽に完成する最強シーンレスアイテムなんです。

DESSIN
デッサンのダブルブレストジャケットとパンツ

＼同系色ベストのレイヤードで一気に着こなし上手！／

フィデリティのベスト2万4200円、同シャツ1万5400円（以上サンマリノ）　ミディウミのカットソー8250円（マザーズインダストリー）　ムーンスターの靴1万1000円（ムーンスター カスタマーセンター）　グレゴリーのデイパック2万6400円（サムソナイト・ジャパン）

＼ニット合わせで首周りすっきり／

バトナーのカーディガン3万3000円、同タートルニット2万8600円（以上バトナー）　パラブーツのヴェレイ9万2400円（パラブーツ 青山店）　イルビゾンテの鞄9万4600円（ルック D.C事業部）　ワンスリー コンパウンド フレームの眼鏡3万9600円（デュアル）

襟の主張が強いジャケットには、かっちりしたシャツよりもノーブルなニットやハイネックが好相性。ワンタックの入った太めのパンツもカジュアルに着回しやすい。ジャケット1万6500円、パンツ9999円（以上ワールドプレスインフォメーション）

連載

STRONG BASIC

1950年代当時、ハリウッド俳優はテーラードスーツが主流の時代、スウィングトップ、Tシャツ、デニムという、LaLa Begin的にも大好きな、ベーシックなカジュアル姿で異彩を放った俳優ジェームス・ディーン。異端児ともいわれましたが、きっとそれが「自分らしい」と思っていたから着ていたのだと想像します。着ていることが心地よくて、自身が魅力的に映る服。きっと彼はそのことをわかっていてそのスタイルを貫いたのでは。そんなディーン先輩がこんな言葉を残しています。「優しさこそ、本当の強さだ」。便利、快適、上品、万能。いろんな強さとともに、これからの自分にそっと手を差し伸べてくれるストロングベーシックを、いざ探しに！
連載目次はこちら

※掲載内容は発行時点の情報です。

［LaLa Begin 2024年 AUTUMN号の記事を再構成］photo: Keiichi Suto, Kousuke Matsuki, A yako Kubota, Saori Fushimi, Shunsuke Musashi, Saori Nakajima　text: Shinji Hashimoto, Mikiko Manaka, Shinsuke Isomura, Aki Ma ruyama, LaLa Begin　styling: Makoto Fukuda, Aki Nitta　hair&make-up: Miyuki Nakamura, Kei Yamazaki　model: Saya Ichikawa, Akari Ushioda, Yoshiaki Takahashi　illustration: TOMOYA