ブランド研究【FRAAS】
サスティナで高品質なマフラーを生んだのは、1880年創業、ドイツの老舗ブランド〈フラース〉でした
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老舗ならではのヘリテージなデザインが肝。デイリーに使えるマフラーFRAAS〈フラース〉って?
FRAAS〈フラース〉の歴史は長く、1880年まで遡ります。ドイツ・バイエルン地方のヴュステンセルビッツで、初代ヴァレンティン・フラースが創業。伝統ある毛織物メーカー〈V・FRAAS〉が手がけるストールブランドとしてスタートしました。創業当時「FRAAS CHECK(フラースチェック)」と呼ばれる格子柄を発表。ハルシュタット文化の歴史を持つバイエルン地方ならではのオリジナリティあるデザインが、当時のヨーロッパで人気を博したのだそう。現在では世界で最も大きなネックウェアメーカーとして、62ヶ国以上で愛されているブランドです。
フラースの工場があるのは創業の地、ヴェステンセルビッツ。チェコとの国境近くに位置する、フランコニア北部のカントリーサイドにあります。昔からテキスタイル産業が栄えてきた伝統のある地域で、200年前から手織り機を使用して織物を生産されてきたといいます。
フラースでは1880年の創業以来、カシミヤの仕上げ(フィニッシング)にアザミを使用している数少ない会社のひとつ。職人が手間と時間をかけて、生地を完璧に柔らかくなるまで整え、独特の上質な光沢をもつよう仕上げています。まさにドイツのクラフトマンシップが宿る、伝統ある企業ならではのものづくりです。
自然豊かな緑に囲まれ、敷地内には井戸水まである、空気と水がきれいな土地。現在、5代目となるフラース兄弟は、このような自然豊かな土地で、サスティナブルで画期的な新素材のマフラーを生み出しました。
カシミヤの肌触りと、デイリーに使える気軽さを備えたサスティナマフラー
触ってみると柔らかさととろみ感にきっと誰しもが驚く、その新素材こそが「Cashmink®(カシミンク)」。カシミヤとミンクのなめらかな肌触りを追求してイチから開発した、フラース独自のサスティナブル生地です。素材はアクリル100%でありながら、その繊維はカシミヤより20%もきめ細かく、すべすべで頬擦りしたくなるような質感。(正直な話、触っただけではカシミヤと区別できないかも。)静電気も起こりにくく、手洗いも可能なのでデイリーに使いやすいんです。
FRAAS/フラース サステナマフラー カシミンククラシック
8,250円(税込)
サステナマフラーたる所以は、素材だけでなく生産工程にも!
ちなみにカシミンクの製造には、フラースが所有する井戸水を活用しているのだとか。さらにサスティナブルの観点から、生産においてもCO2排出量削減にも尽力しているのだそう。ドイツ自社工場近辺エリアで原料の調達から製造まで行い、長距離輸送を削減。低炭素社会への移行に取り組むブランドに発行される、クライメイト・ニュートラル認証も取得しています。長い伝統を持つヘリテージなデザインは守りつつ、地球や未来にやさしい継続的なモノづくりへ革新を図ってきた、唯一無二のストールブランドなんですね。
連載
ブランド研究【FRAAS】
小物づかいにこそ、服好きならこだわりたいもの。秋冬の装いに欠かせないマフラーは特にその代表格。クラフトマンシップの宿るドイツ生まれのフラースは、見た目のよさもさることながら、革新的なものづくりが語りどころ満載。高品質でデイリーに活躍する、ニューベーシックと言えるのです。
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