Begin Market(ビギンマーケット) COLUMN ARTICLES 【REGAL Shoe & Co.】定番シューズの「964S」と「974S」を徹底比較!

2024.08.10

永く愛せる名品革図鑑

【REGAL Shoe & Co.】定番シューズの「964S」と「974S」を徹底比較!

[LaLa Begin 2021年 10-11月号の記事を再構成]

革靴
REGAL Shoe & Co.[リーガル シュー&カンパニー]

着こなしの仕上げに、革靴は欠かせません。買って間違いないのは、日本人の足型に合うリーガル シュー&カンパニー。特にスタイルを問わない万能顔のプレーントウは約130の工程を経て丁寧に生み出されており、ブランドの“一軍”的存在。

オルウェルのケープトップ4万2900円(グラストンベリーショールーム) リノのボーダーワンピース2万6000円(グッドスタンディング) カムズアンドゴーズのベレー帽1万6500円(アルファ PR) その他スタイリスト私物

今季は着定番の964Sをブラッシュアップした974Sが新発売! MDの森田さんによると、王道を外れず現代的な要素を盛り込んだ、旬の雰囲気でも履ける自信作とか。これはプレーントウビギナーにも朗報です。定番と最新版を履き比べてみて。

6年経ってアップデート!
約130の工程を経て生み出されている一軍シューズ

\974S/

メンズの定番サドルラストを待望のレディス化!

定番の「964S」と同じ、丈夫なグッドイヤー製法による本格派。軍靴のサービスシューズをモチーフに、ボリューム感のあるフォルム、歩きやすいラバーソールを採用し、モダンなニーズを巧みにMIXしている。3万9600円(リーガル シュー&カンパニー)

どこが違うの? 徹底比較

アップデートした974S派、それとも定番の964S派?

ぽってりとしたフォルムの974Sに対し、964Sはウィメンズライン初期からある定番で、繋ぎ目の少ない贅沢なアッパーも特徴。4万1800円(リーガル シュー&カンパニー)

\6点違いがあるので、お好きなほうを!/

【アッパー】

964Sは表面加工を行っていない牛革を使ってマットな質感に。974Sはガラス加工でツヤあり。

【サイド】

974Sはサイドに切り替えのある、アメリカ海軍のサービスシューズから着想を得たデザイン。

【バック・ステイ】

974Sでは犬の耳に似たドッグイヤーと呼ばれる、履き口近くで縫製を横に逃がす仕立てに。

【ウェルト】

964Sは盛り上がったストームウェルト、974Sは切りっぱなしのスリットウェルトを採用。

【インソール】

974Sは中敷き前面にクッションインソールを使い、はじめからクッション性がよくて履きやすい。

【ソール】

964Sはレザーだが、974Sはラバーソールに。グリップ性に優れ、濡れた路面でも歩きやすく軽い。

 作りのよさも一軍シューズの理由

どちらも昔ながらの製法で、130もの工程を経て作られる。ソール交換も可能で、ずっと一軍シューズとして愛用できる。

 

 

①大ブラシでアッパーのホコリを払う。

 

 

②水性リムーバーをかけ、布で拭き汚れや古いクリームを落とす。

 

 

③革靴用クリームをアッパーに小ブラシで塗る。栄養を与えるような役割で、ツヤが出て補色効果もある。

 

 

④撥水スプレーを吹きかけ完成。週1回ほど履くなら月1回のケアが目安。

 

シューキーパー8800円 小ブラシ880円 大ブラシ3300円 ウエス605円 撥水スプレー2200円 リムーバー1760円 クリーム3080円(以上リーガル シュー&カンパニー)

※掲載内容は発行時点の情報です。

[LaLa Begin 2021年 10-11月号の記事を再構成]写真/押尾健太郎 武蔵俊介 
文/間中美希子 名知正登 桐田政隆 スタイリング/野崎未菜美 ヘアメイク/畑江千穂 モデル/高橋佳子 イラスト/ Mamedori

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