2024.06.05
はじめて育てる寛容植物のすゝめ
おしゃれな模様の葉が人気!【アンスリウム・クラリネルビウム】の育て方って?
フローリストかつ園芸家でもあるクマケンこと熊木健二が、誰でも育てやすい“寛容”な植物を紹介していきます。
熊木健二さん
埼玉県生まれ。フローリストでもあり、園芸家でもある。園芸店みたいな部屋で、50種類以上の植物と暮らす。花屋ブラウンシーとして活動。ギフトのブーケからディスプレイ装花などを手がける。@kuma_ken
春が始まったかと思えば、きっとすぐに暑くなって夏に。というのは、もう例年のことですよね。それなら、美しく映える新緑を自宅でも楽しみたい。今回は、おしゃれな模様の葉が人気のアンスリウムをご紹介します。
美しい葉脈に惹かれて新緑を愛でる
●サイズ:品質により異なる
●希少度:★★★★☆
●育てやすさ:★★★☆☆
●水やり:表面が乾いたら、鉢底から出るくらいたっぷりとあげてください。
●日当たり:カーテン越しの光が好ましい。明るい日陰に。
熱帯ジャングルのような場所で暮らすアンスリウム。岩や樹木に着生して生息する種も。原種アンスリウムのクラリネルビウムは園芸種とは違い、地味な花を咲かせます。大きなハート型の葉に、美しい葉脈が特徴的。
置き場所としては、レース越しのカーテンの光や明るい日陰がよいです。風通しと葉水もしてあげると良いでしょう。夏場の直射日光には注意。冬の寒さに弱いので、10℃以上を保つように管理しましょう。お部屋の模様替えに、個性的なアンスリウム・クラリネルビウムを飾ってみては。
※掲載内容は発行時点の情報です。
[LaLa Begin 2024年 SUMMERの記事を再構成]photo & text : Kenji Kumaki