お悩み寄り添いリトルプレス通信本

がんばるあの子を応援したくなる⁉ 本屋店主がオススメしたい【ZINE】2選

通信社 SAZARE BOOKS店主・石川聡子が、さまざまなお悩みに寄り添う本をピックアップします。

通信社SAZARE BOOKS 店主石川聡子さん

東京の片隅で本を売っています。千葉のローカル列車「いすみ鉄道」で花見旅へ。桜と菜の花が一度に楽しめて、得した気分でした。X：@sazarebooks

『小学一年生』　著：母アパレル（武者小路晶子）¥1,100　発行：母アパレル

ほのぼのとした絵と直球の題字。これぞZINEな手作り感がたまらないこちらは、イラストレーターである著者が息子さんの小学1年生時代を記録したもの。泣いたり、笑ったり、「マー坊」のまっすぐに生きる姿がまぶしくもあり、懐かしくもありな1冊。「マー坊」の成長を見守りながら、ほっこりした気持ちになれます。

『推しって呼べない』　著：イワイ編　¥880　発行：charming records

「推し」がある人ってなんだかアツくて強い。特別に追いかけている「尊い」対象がいない自分には、その熱量が羨ましくもあるわけで。スマホサイズのZINEに詰まった、「推し」の2文字には収まりきらない各々の推し沼談。誰が何と言おうと好きなものは好きでいいじゃんと、心強い味方ができたように思える1冊です。

連載

お悩み寄り添いリトルプレス通信本

通信社SAZARE BOOKS店主石川聡子が、さまざまなお悩みに寄り添う本をピックアップします。
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［LaLa Begin 2024年 SUMMERの記事を再構成］