朝ごはん専用皿のすすめ
【iittala、Fire-Kingなど】朝にぴったり！「青」の名作カップ4選。ツウ垂涎の品も⁉
青い名作カップでモーニングコーヒーを
最たる日用品であるカップの名作とあれば、気分が上がるうえ、タフでガシガシ使えること間違いなし。同じコーヒーでも青のマグで飲むとほんのり甘く感じる効果があるんだとか。しかも青って縁起色として珍重された歴史を持つ色。1日のはじまりにぴったりです。
iittala
イッタラのティーマ マグ0.4L ヴィンテージブルー
＼アーカイブから復刻したヴィンテージブルー／
イッタラのマグカップが誕生した1952年当時のアーカイブにインスパイアされ生まれたカラー、ヴィンテージブルー。吸い込まれるような青はフィンランドの湖を連想させる!? φ9×H9cm 3850円（イッタラ 表参道ストア）
Brand History
機能的で美しいノルディックデザインの先駆者は、自然豊かなフィンランドの湖水地方でブランドをスタート。マグはカイ・フランクのデザイン。
SHUSSAIGAMA
出西窯のモーニングカップ呉須
＼ツウの間では通称“出西ブルー”／
元々は黒の器が有名だった出西窯。平成の初めに青の器が大きな賞を受賞してから“出西ブルー”がシンボルになったって知ってた？ 取っ手の取り付けはバーナード・リーチ直伝の手法により完成。φ9×H8.5cm 3300円（出西窯）
Brand History
1947年より島根県出雲で民芸の志を持ち、実用の器を作陶。陶芸家・河井寛次郎をはじめ、柳宗悦、濱田庄司などから指導を受けてきた歴史を持つ。
BAUER POTTERY
バウアーポッタリーのジャンボカップ
＼カラー食器の先駆者から歴史あるブルー／
カラー食器の先駆け的存在・バウアーポッタリーはブルーだけで3色も展開。世界恐慌の際に暗く沈んだ世の中の人々をを明るくしたいという思いからカラー食器が生まれたとか。φ9×H10cm 7920円（バウアーポッタリー）
Brand History
ビビットなカラーと、同心円状のリング柄がブランドの2大アイコン。1962年、ブランドのに幕を下ろすも、著名コレクターにより復刻を遂げる。
Fire-King
ファイヤーキングのスタッキング マグ ターコイズブルー
＼販売期間わずか幻のターコイズブルー／
1956年からわずか3年間だけ発売されたヴィンテージマニアも唸るターコイズブルーが復刻。大定番のジェダイもいいけど、ターコイズブルーに透けるコーヒーも美しい。φ7.7×8.7cm 3740円（ファイヤーキングジャパン）
Brand History
1941～86年アメリカで展開。ヴィンテージ好きが愛してやまない、丈夫なミルクグラス製品が有名。2011年より日本でハンドメイドにより復活。
COLUMN
うつわの色で味が変わる!?
オックスフォード大学などの研究によると、コーヒーとマグカップの色のコントラストにより、味覚に影響が出ると言います。青だと甘みを感じ、白だと濃く苦く、茶色だと風味を強く感じるそう。
連載
朝ごはん専用皿のすすめ
わかっています、朝ごはんには自立神経や生活リズムを整える役割があるってってことを。ダイエットにもいいって聞くし。とはいえ、時間もないし面倒だからとつい抜いてしまいがちなら、カタチから入ってみましょう。食事の内容や栄養素はさておき、まずは好きなお皿を朝ごはん専用にしてみて。その器を彩るところから、毎日の朝ごはんルーティンが見えてくるはず！
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※掲載内容は発行時点の情報です。
［LaLa Begin 2024年 4-5月号の記事を再構成］photo : Shunsuke Musashi text : Aki Maruyama food styling : Mihoko Minakuchi
