ボーイな女の洒落見えワードローブのつくりかた
上下セットの“カセット服”なら着回し自由自在♪ ON/OFF全6コーデをご紹介!
働く日の服は“カセット買い”を基本とする
慌ただしい平日の朝に限って、服はたくさんあるのに今日着る服がない状態に陥りがちですよね。そこで提案したいのが、同色同素材の上下アイテムをセットで揃える「カセット買い」。セットで着るだけで、頭を使わずともコーデが決まるカセット服は働く日の心強い味方! さらにボトムスを数パターン揃えておけば、スタイリングの幅がぐ〜んと広がります。ON、OFFどちらも活躍するカセット服の精鋭を紹介しましょう。
WHITE
ホワイトのメランジツイルSYストレッチ ダブルジャケット、ストレートパンツ、ショートパンツ、マキシスカート
\スーツブランドの底力を感じる豊富な組み合わせ/
ホームクリーニング可能だから汗ばむ時期も気にせず、クリーンに着られる。ストレッチ性がある生地で動きやすいのもうれしい。
1つのジャケットに対して複数のボトムスをカセット買いできるアイテムの豊富さは、スーツブランドだからこそ。身幅広めのダブルジャケットは驚くほど軽い着心地で、カーディガン感覚で羽織れます。ダブルジャケット1万8590円、ストレートパンツ1万890円、ショートパンツ1万890円、マキシスカート1万890円 ※すべて3月中旬発売予定(以上スーツスクエア TOKYO GINZA店)
ホワイトのダブルジャケット1万8590円、ストレートパンツ1万890円(以上スーツスクエア TOKYOGINZA店) ザ シンゾーンのシャツ1万9580円(シンゾーン ルミネ新宿店) パラブーツのヴェレイ9万2400円(パラブーツ青山店) アイヴァン 7285の眼鏡5万9400円(アイヴァン 7285 トウキョウ) タイドウェイ×ララビギンの別注トート3万5200円(BOYNA) その他スタイリスト私物
\アポの時間を勘違いなんとか滑り込みセーフ!/
ホワイトのダブルジャケット1万8590円※3月中旬発売予定、同ニットTシャツ6490円(以上スーツスクエア TOKYO GINZA 店) アデュートリステスのパンツ1万8700円(アデュー トリステス) フフトンの靴1万7600円(フフトン) フィレール×ララビギンの別注トート1万9250円(BOYNA) ヴィンテージカルティエの時計39万3800円(エグチヨウヒンテン・エグチトケイテン)
クライアントとの打ち合わせ時間をなぜか勘違い。カジュアルな得意先だからジャケパンくらいが気負わずちょうどいいんです。このジャケット、ノーストレスで羽織れるからもはや会社に置いておきたいくらい。
\そろそろ引っ越しを考え中いい部屋に出会えるかな?/
ホワイトのストレートパンツ1万890円※3月中旬発売予定(スーツスクエア TOKYO GINZA店) ミディウミのチルデンベスト1万1990円(マザーズインダストリー) セントジェームスのウェッソン1万3200円(セントジェームス代官山店) パラブーツのオルセーティ9万6800円(パラブーツ青山店) フィリップ オーディベールのネックレス2万4200円(アンタイトル) アウトドアプロダクツのロールボストン3080円(アウトドアプロダクツ カスタマーセンター)
土曜日は不動産屋さんへ。たくさん歩くので足元はローファーに。センタープレスで美脚効果ときちんと感を兼ねたこのパンツ、こんな風にオーバーサイズのロンTとベストを合わせれば途端に休日仕様になるんです。
\夜の予定に備えてスカートスタイルで大人っぽく/
ホワイトのダブルジャケット1万8590円、同マキシスカート1万890円、同Tシャツ5390円※すべて3月中旬発売予定(以上スーツスクエア TOKYOGINZA店) ヨークのシャツ3万800円(エンケル) パラブーツのシャンボード9万4600円(パラブーツ青山店) ゴールディのイヤリング2310円(ゴールディ) エスエムエル×ララビギンの別注3WAY バッグ1万1000円(BOYNA) ラッキーソックスの靴下2420円(ラッキーソックス)
楽しみにしてたディナーがある日は、きれいめスタイルで朝から気分上々! ジャケット×スカートできちんと感を出しつつ、シャツをラフに着て気合いが入りすぎてない感じに。絶対に定時で上がれるように、全集中!
\ピクニック日和の日曜日はレイヤードで寒さ対策も/
ホワイトのマキシスカート1万890円※3月中旬発売予定(スーツスクエア TOKYO GINZA店) シテンのデニムカバーオール1万5950円(ユナイテッドアローズ カスタマーサービスデスク) シップス エニィのシャツ9450円(シップス インフォメーションセンター) ラ・ユットのT シャツ6600円(グーニーPR) アシックスの靴1万7600円(アシックスジャパン カスタマーサポート部) ゴールディのバングル3960円(ゴールディ) ラッキーソックスの靴下2420円(ラッキーソックス) マスター&コー×ララビギンの別注トート1万9800円(BOYNA)
ピクニックの季節がやってきた! スカートはウエストの後ろ側がゴムでシワになりにくい素材だから、シートの上に座っても気にならないんです。シャツにカバーオールを重ねて春ならではのレイヤードを楽しんで。
\推し活仲間と会う日はおしゃれにも気合いが入る/
ホワイトのダブルジャケット1万8590円、同ショートパンツ1万890円※3月中旬発売予定(以上スーツスクエア TOKYO GINZA店) ザ シンゾーンのTシャツ1万1880円(シンゾーン ルミネ新宿店) ムゥムゥヌゥヘリテージのグルカサンダル2万6400円(ムゥムゥヌゥ) ゴールディのイヤリング2200円、同ネックレス2420円(以上ゴールディ) ラッキーソックスの靴下2420円(ラッキーソックス) スタンダードサプライ×ララビギンの別注デイパック2万3100円(BOYNA)
久しぶりに推し活仲間で集合! 共通の話題で盛り上がれるってこの上ない幸せ。子どもっぽく見えがちなショーツは、ジャケットを合わせたり色数を少なくすることで、落ち着いて見えるように工夫してみました。
【考察】
“働く日の服”には「おしゃれの理想」が詰まってた
働くというシーンを考えると、きっちり感はほしい。さらにわがまま言えば好みのデザインで、コスパの良いものがほしい。そんなわがままをまるっとかなえてくれる基本のセットって、初心に戻って(!?)やっぱりジャケット+パンツ。ただしジャケットはオーバーサイズなもの、パンツはゆったりタック入りとボーイな女のエッセンスはお忘れなく。今回登場した2ブランドのアイテムは自宅で洗える、シワになりづらいなどの手入れのしやすさも妥協ナシ、で断然おすすめです。
(OUTDOOR PRODUCTSのアイテムはこちらの記事をチェック!)
読者の“働く日の服”の悩み&願いを調査しました!
●カチッとしすぎないヘビロテできるセットアップがほしい
●ボーイッシュだけど品があって着心地の良い服がいい
●自分らしく、かつ仕事着らしさもある服で、テンションを上げたい
●コスパの良さ、手入れしやすさが重要ポイント!
●ワンパターンになりすぎない、着回しやすいものが知りたい!
連載
ボーイな女の洒落見えワードローブのつくりかた
この春で11周年を迎える、ララビギン。スタートから変わらず追求してきたのは、「長く愛せるもの」「つくりがいいもの」「年齢や流行に左右されないもの」。そんなベーシック・スタンダードなアイテムってもちろん名品揃い。けれど、ふと鏡を見ると「無難すぎ」「いまいちあか抜けない」なんておしゃれスランプに陥ることも。アイテムの軸はブラさずに、華やかさ、新鮮さがあって、改めてファッションって楽しい!と心躍るおしゃれがしたい。ちょこっとの視点転換で断然「洒落て見える」ワードローブのつくりかたを、服好きのあなたに提案します。
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※掲載内容は発行時点の情報です。
[LaLa Begin 2024年 4-5月号の記事を再構成]photo : Masahiro Tamura, Saori Fushimi text : Mikiko Manaka, Miho Oashi, Yuka Dosaka, LaLa Begin styling : Aki Nitta model : Mito Yokota hair & make-up : Chiho Hatae