2024.03.24
はじめて育てる寛容植物のすゝめ
【育てやすい観葉植物】可憐な花が春らしい♪ 「レウィシア」は初心者にもオススメ!
フローリストかつ園芸家でもあるクマケンこと熊木健二が、誰でも育てやすい“寛容”な植物を紹介していきます。
熊木健二さん
埼玉県生まれ。フローリストでもあり、園芸家でもある。園芸店みたいな部屋で、50種類以上の植物と暮らす。花屋ブラウンシーとして活動。ギフトのブーケからディスプレイ装花などを手がける。@kuma_ken
春らしい光がだんだんと窓から差し込んできましたね。今回は、可憐な花を咲かせる植物レウイシアをご紹介いたします。
極寒の高山地帯からやってきた春の花
●サイズ:品質により異なる
●希少度:★★★☆☆
●育てやすさ:★★★★☆
●水やり:乾燥した環境を好みます。春夏秋は週に1回。冬場は月に1回ほど。
●日当たり:春先から秋は日当たりのよい場所で生育。
北アメリカなどの山岳地帯、岩場に自生しているレウイシア。ロゼット状に多肉植物のような葉を展開し、葉の付け根の部分から花をつけます。開花は4月から6月頃で、色とりどりの花が春を感じさせてくれます。
基本的には日当たりと風通しを好みます。夏場は暑さを嫌うので、風通しと直射日光に注意しましょう。水やりは乾かし気味に管理します。あげるときは鉢底からあふれるくらいたっぷりと。ロゼット状の葉に水がたまると傷みやすいので注意。花が終わったら根元のほうからカットしましょう。お気に入りの鉢に入れて、春らしいレウイシアを飾ってみてはいかが。
※掲載内容は発行時点の情報です。
[LaLa Begin 2024年 4-5月号の記事を再構成]photo & text : Kenji Kumaki