時計選びは服装とキャラ次第【編集部員のワードローブ マイ定番】
3月12日(火)発売のLaLa Begin4-5月号、巻頭特集は「ボーイな女の洒落見えワードローブの作り方」。テーマに合わせて、編集部員のワードローブのマイ定番をご紹介していきます。
自分ならではのワードローブってなんだろう。 やはりパッとは思い浮かばないのですが、何気ない会話の中で気づいたのが「時計」の本数が多いことでした。
スマホがあれば時間がわかる現代。時計はしない人もいれば、便利なスマートウォッチ1本だけという人も珍しくありませんが、個人的には装いに合わせて時計も変えるのが、ファッションを楽しむためのマイルールです🙋♂️
これにはいくつか理由がありますが、一つ目は「軽装になるほど、時計がコーディネートのアクセントになってくる」ということ🕰️
カシオ「AW-80V-3BJH」に「コンティニュエ エクストラ・スペース」で購入したリモンタナイロン製のウォッチベルトを合わせた一本。カジュアルさと上品さのバランスが使い勝手◎
その魅力に気づいたのは学生時代の夏。白Tに合わせるなら、もはや時計が主役ですし、合わせる時計次第で印象はガラリと変わります。こんなに小さいのに、例えばシャツのカフからチラリと時計がのぞくだけで知的な印象をおぼえますよね。
カシオの名作「F91-W-1JH」。ケースサイズ38.2×35.2×8.5 mmと小さく、女性にもおすすめ。自分は身長が小さく、腕も細いので、時計は基本ケースサイズの小さいもので統一しているので、言ってしまえば他の時計も全部おすすめ笑。こちらは北米限定カラーで、縁取りがイエローなのがこだわりポイントです。
とにかく、友人のはめていた時計がめちゃくちゃかっこよかったんです。その時ビビッときたのは「ポールスミスのファイブアイズ」や「イッセイミヤケのTO」でしたね。それから、自分でも気に入った時計を探してつけるようになりました。
こちらはタイメックスのアイアンマンを多肉植物などを扱う「BOTANIZE」が別注したもの。白く縁どられた反転液晶がお気に入り。モノトーンでカジュアルになりすぎないのも◎
二つ目の理由は、服装と同じように「時計がその人の知性や、趣味嗜好を映す鏡」になること。
細部へのこだわりが作品の本質を決めることを、「神は細部に宿る」と言うように、時計にはそれを選びとる人の価値観が反映されるような気がします。
タイメックスのクラシックデジタルをビームスボーイが別注したもの。べっこう飴のようなクリアフレームがお気に入り。内部のメタルパーツが透けるので、メタルアクセサリーとも意外や相性良しです。
その点に関して衝撃的だったのが、入社一年目のある日、仕事をご一緒していたスタイリストさんに言われた「時計にこだわりが感じられない!笑」という言葉🤣
たしかに、その時計はデザイン性を重視して選んだもので、どうやら自分のこだわりが伝わるものではなかったようです。裏を返せば、「その時計の背景・出自などは関係なく、見た目のカッコよさを重視する」という当時の私の価値観のあらわれで、それを見事に言い当てられたとも言えます。
スウォッチの「クリアリーニュージェント」。廃盤になった名作「ジェリーフィッシュ」を彷彿とさせる現行品番。こちらもクリアで、夏の装いのアクセントにうってつけ。
そんなこんなで、今では「服装のスパイスになるか」×「自分の価値観を映すような一本か」で時計を選ぶように。着こなしが変わればベストな時計も変わりますから、本数が増えていったというワケです。自分のキャラに合うような一生ものの時計をそろそろ見つけたい🥺(ずっと言ってる)
自分のスタイルに合う時計を見つけられていない!なんて方は、ぜひ自分に合う一本を私と一緒に探しましょう🙋♂️時計選びのマイルールがある皆さんはコメントで教えてくださいね〜!
編集部フクニシ
喫茶店は社会人になってからの5年で、115軒ほど訪問。最近だと、京都の「コーヒーハウスマキ」、東京・高田馬場の「ロマン」も良かったですね。おすすめの喫茶店があればぜひ教えてください!