Begin Market(ビギンマーケット) COLUMN ARTICLES ファミレスを「駅前のイタリアン」と呼ぶご婦人たち【STAUB新作発表会】

2024.02.22

ファミレスを「駅前のイタリアン」と呼ぶご婦人たち【STAUB新作発表会】

2月某日。
STAUB展示会に行った日のこと。ファミレスを「駅前のイタリアン」と呼ぶご婦人たちを見ました。

駅前のイタリアン

私の地元には、商業施設や飲食店がまるでなく、スーパーマーケットが4軒と、薬局が3軒と、そしてファミリーレストランが1軒という変てこぶり。
ファミリーレストランと曖昧な表記をしましたが、パスタやピザでおなじみの、誰もが足を運んだことのあるファミレスです。
この日もいつも通り、家から最寄り駅まで歩いていると、この街には似つかわしくない、いわゆるご婦人たちの姿を見ました。
大きなサングラスに、ツバの広いハットで、全身ブラックコーデの彼女たち。
そんなご婦人たちの横に並ぶと、こんな会話が。

「このあとは、駅前のイタリアンに行きます?」

駅前のイタリアン。というのはおそらく、あのファミリーレストラン。
ファミレスを「駅前のイタリアン」と呼ぶご婦人たち。
それは少し滑稽で、けれど愛おしさがあって。そんなご婦人たちを横目に、この日は、STAUB新作発表会に行きました。閑話休題。

STAUB新作発表会にお邪魔しました

STAUBは、フランスの鍋メーカーで、日本でも根強いファンを獲得しています。その魅力は何といっても「無水調理」に。熱伝導率の高い鋳物という素材でできており、それによって野菜や肉のうまみを最大限に活かした調理をすることが最大の魅力。
この日は、「ミナ ペルホネン」とのコラボレーションアイテムの発表会。代表のアンドリュー・ハンキンソンさんと、ミナ ペルホネンのデザイナー皆川 明さんがご登壇されました。

STAUB×ミナ ペルホネン「ココットオーシャン」

今回のコラボ「ココットオーシャン」は、海をテーマにしたもの。鍋には、魚や貝、海藻など、海にまつわるものがデザインされています。
カラーは海をテーマにしているのでブルー!と思いきや、なんと、リネンとユーカリ。じつはこれ、料理の魚が最も引き立つようにと考えられたカラー。食事や食卓にもなじむ落ち着いたカラーがうれしいですよね。

食事会

食事会といっても、メインは商品紹介。なので、食事は試食程度かと思っていたのですが、蓋を開けてみると、実際に振舞っていただいたのはコース料理。前菜、メイン、デザートまで、すべてSTAUBを使った料理でした。
じっくりと煮込まれた魚が使われたこちらは、なんとも絶品!ほろほろの魚の身に、しっかりと味が沁み込んでいて、STAUBのポテンシャルに脱帽でした。

そしてなんと、デザートにもSTAUB鍋の姿が。このミニサイズの鍋が何とも可愛らしく、思わず写真を連写!(笑) STAUBで作られたホットなデザートに、冷たいアイスを合わせていただく贅沢な一品でした。

おわりに

STAUBの魅力を五感で体感した1日。
最近料理を始めた私は、その魅力にもう惚れ惚れ。もう少し背伸びをして本格料理を始めるなら、STAUBを購入の一択だと感じました。
そして、駅前のファミレスをイタリアンと呼ぶご婦人たち。これさえあれば、自宅で本格イタリアンも夢じゃありません、と今すぐにお伝えしたい。この記事が、あの日のご婦人たちに届くことを願って。
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。グラッチェ!

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