2024.01.21
はじめて育てる寛容植物のすゝめ
ふわふわの棘が雪のよう。サボテン「白星」の育て方って? フローリストが伝授!
フローリストかつ園芸家でもあるクマケンこと熊木健二が、誰でも育てやすい“寛容”な植物を紹介していきます。
熊木健二さん
埼玉県生まれ。フローリストでもあり、園芸家でもある。園芸店みたいな部屋で、50種類以上の植物と暮らす。花屋ブラウンシーとして活動。ギフトのブーケからディスプレイ装花などを手がける。@kuma_ken
新春には、愛らしい花も咲くサボテンをご紹介。サボテンというと鋭い棘を持つイメージですが、こちらのマミラリアの白星という品種は、雪のようなふわふわとした棘が印象的なサボテン。マミラリアには玉扇や姫春星など、様々な種類がいます。
春の残雪に咲く美しい花のよう
●サイズ:品質により異なる
●希少度:★★★☆☆
●育てやすさ:★★★★☆
●水やり:春夏秋は週に1回ほど。冬場は様子をみて、月に1回ほどです。
●日当たり:日当たりを好むので、基本は屋外推奨です。
日当たりと風通しを好むので、基本は外で管理し、寒い冬は室内に取り込みましょう。夏場は直射日光に注意しつつ、雨に濡れてしまったあとの蒸れにも気をつけましょう。水やりは週に1回、鉢底からあふれるくらいたっぷりと。本格的に寒い冬場は月に1回くらいのペースです。
新春に取り残された残雪と、そこへ咲いてしまった、かわいらしくも強い花。そんな情景が思い浮かぶサボテン・マミラリアを、ぜひこの機会に見つけてみては。
※掲載内容は発行時点の情報です。
[LaLa Begin 2024年 2-3月号の記事を再構成]photo & text : Kenji Kumaki