Begin Market(ビギンマーケット) COLUMN ARTICLES Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)とコラボ! ネイビーブルーで差をつけましょ♪

2024.01.18

Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)とコラボ! ネイビーブルーで差をつけましょ♪

お値段以上の価値がある“ボーイなローファー”

服好きで、ボーイな装いが好みときたら、足元はマニッシュな革靴の出番! スタイリングにコクを増し、似合っていればいるほど大人っぽさを演出します。そもそも値が張るし、お手入れも必要だし、それなりにハードルはあるけれど……それ以上の魅力があるんですよね。

LaLa Beginでは色々な革靴が登場しますが、今回ご紹介するのはJalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)。1919年にインドネシアで創業したブランドです。元々は軍事用の軍靴の生産からはじまり、平和の時代への移り変わりを期に、創業者のデデ・チャンドラ氏は靴の聖地イギリスと、革の最高峰フランスで修行。そこで培った経験と人脈を元に自社工場を改革し、現在では世界トップレベルのシューズファクトリーに成長した歴史を持ちます。

特にレディースで人気のモデルはローファー。たしかにローファーって脱ぎ履きしやすいし、カジュアルにも合わせやすいし、大人っぽく仕上げてくれるから重宝しますよね。

ジャランのローファーといえば、細身で、ゴールドの金具がエレガントな「Citie(シティー)」が最も有名ですが、今回はより「歩きやすさ」と「ボーイさ」を重視して、LaLa Begin限定の特別なローファーを作ってもらいました!

見た目も履き心地も合わせやすさも一流!なネイビーローファー

右がCitie(ブラック)、左がLaLa Begin別注(ネイビー)。

比べてみると、色、形が異なるのが分かりますよね(じつはソールも)。別注のベースとなったのは、足幅のある木型を使ったフレンチローファー「99036」。メンズで定番人気の「Garuda(ガルーダ)」を、レディースの木型に落とし込んだモデルです。

レディでドレスライクな雰囲気をすこし抑えめに、ちょっと武骨に。それでいて、シルバーのビットが輝くのでほどよい抜け感を演出します。

左が別注のネイビー。右は同じ木型で色はブラックの「99079」(こちらはレザーソール)。微差こそ大差!

今回は通常展開していない、ネイビーのカーフレザーをチョイス。かしこまりすぎない軽やかさを狙いました。きめ細かいレザーの光沢感で上品見えを叶えます。

トラッド、アイビーなどのクラシックな装いの味変にはもちろん、ファッション性の高い足元の演出まで、どんなスタイルにもマッチしますよ。ゆとりのある足幅だから厚さのあるソックスだって合わせやすい!

厚手ソックスと合う。

さらに、日常生活で気兼ねなくガシガシ履きたいから、軽くてタフなビブラムソールに仕様変更してもらいました。

履き慣らすまでのしんどさを軽減し、しっかり足を包み込む安心感がたまりません。厚底ですが見た目に反して軽量で、クッション性もあるため快適ですよ。

つまり見た目も履き心地も合わせやすさも一流!な、唯一無二のローファーだと自負しているのですが、ジャランスリウァヤの革靴が“履きやすい”と名高いことには深~いワケがあるのです……。

手作業だからこその製法で、返りのいいやわらかなソールに

ジャランスリウァヤを語るうえで欠かせないのが、「ハンドウェルテッド・グッドイヤー製法」。それって何かというと、曲がった針を使い、「すくい縫い」でアッパーやインソール、ウェルトを縫い上げる製法を言います。

先が曲がった太い針で縫い上げています。これは機械化できず、手作業だからこそ。

これは機械化できず職人の手でしかできないこと。インソールに厚みのあるレザーを使えるし、機械で縫う際には必要となる“リブテープ”が不要なので、より足になじみやすく、返りのいいソールになっています。

白い部分が“リブテープ”。ジャランスリウァヤの革靴は、これを挟む必要がないのです。

履きならすまでの苦労も名靴の醍醐味ですが、足への負担は少ないほうがありがたい! そしてもちろん、ソールは張り替え可能。すり減ったって、長く愛用できますよ。

ちなみに状態よく履き続けるためのコツを聞くと、靴を磨きお手入れすることと、シューツリーを使う事だと教えてくれたのは、プレスの三浦さん。

コートを脱いだらハンガーにかけるように、革靴は脱いだらシューツリーを入れることで、履きジワからのひび割れを防げるそう。

靴磨きは、お肌のスキンケアと同じ考え方。ブラシで汚れを落とし、保湿のクリームを塗り、余分なオイルを落とすために乾拭きをするというミニマムな工程だけでもOK。確かにスキンケアと同じと考えると、がぜん必要性を感じます! 

可愛い一足だからこそ、お世話をしながら付き合っていくのも楽しみですよね。

正直、お値段の張る革靴はそうそう買える物じゃない。でもこの靴がひとつあれば、ボーイな着こなしにしっくりハマり、気分良く出かけられる日が増えると自負しています。お値段以上の価値がきっと、ありますよ。

Jalan Sriwijaya/ジャランスリウァヤ LaLa Begin別注 ネイビービットローファー VIBRAMソール
39,600円 (税込)

※掲載内容は発行時点の情報です。

写真/宮前一喜 杉浦拓実 文/中村美紀(LaLa Begin)

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