ボーイな女の仕事服
レディな服が似合わない? ジャケットが浮く? ボーイな女の仕事服、お悩みあるある
仕事に着ていく服で日々悩めるボーイな女たちがおりました
職場ではつい固定観念に囚われて、ヒール靴にスカートなどフェミニンな服装を選びがち。平日は淑女を演じる仮の姿。
あるところに悩めるボーイな女たちがおりました。その悩みとは職場での服装です。時代は令和だというのに、求められるのはなんだかんだいって女性らしい上品さと清潔感。それでいて仕事でなめられないための貫禄も必要だったりするんです。好きなのはカジュアルなこびないコーデなのに……。相反する三つどもえの課題を前に、正解がわからず、しっくりこない服でやり過ごす毎日では、思うように自分を表現できません。
ある日、彼女たちは考えました。自分らしい仕事服を着てこそ、自分らしく仕事ができるし、パフォーマンスもアップすると。お仕事タイムを前向きに楽しむために、自分たちなりの解決策を考えようと旅に出ることにしたのです!
常にカジュアルゆえ、いざかしこまった席に行くと、ジャケットが浮いてしまう。こなれ感ゼロな、コーデちぐはぐ型。
最初の目的地は、愛するいつものブランドです。そして「自分の好き」を再確認する思いで向かったそこでの出会いが、彼女たちの転機に。何気なく羽織ったジェントルなジャケットが、装いに欠けていた品格と威光を加えてくれたのです。よくよく考えれば、ジャケットはボーイな服の代表格。ボーイな女としての覚悟と鍛錬が足りないと気づいた彼女らは、さらなる高みを目指すべくコーデの師匠へ弟子入りを決意しました。
新たに“ボーイなジャケット道”を歩き始めた彼女たち。着こなしの法則やカジュアルダウンの作法など、様々な修行を積んでいきます。気になる道中での出来事は、次回から詳しくお話しすることといたしましょう。
特集
ボーイな女の仕事服
働き方が変わって、仕事服のルールも変わってきた。平日も服を楽しみたいけど、さて、今更どうすれば?今回はそんなボーイな女たちが主人公。彼女らがどのように変わっていくのか、最後までとくとご覧あれ。仕事服劇場の開幕です。
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※掲載内容は発行時点の情報です。
[LaLa Begin 2022年 4-5月号の記事を再構成]写真/竹内一将 武蔵俊介 文/丸山亜紀 渡辺 愛 大芦実穂 スタイリング/新田アキ ヘアメイク/フジワラミホコ(LUCK HAIR) モデル/伽奈 イラスト/マコ カワイ ※掲載内容は発行時点の情報です。