金属加工の名地で生まれた国産かなもの
かなものは国産&専業の職人技で選ぶ
ズバリ、あらゆる料理はかなものから始まる! 切る、煮る、焼く……調理工程に欠かせない包丁や鍋。キッチンに立つ人なら毎日使うであろうエッセンシャルな道具こそ、こだわりがいがあるというものです。ここでは、日本が誇る職人技がたっぷりと詰め込まれた、かなものの名品たちを厳選しました。料理のプロのお墨付きからアイディアが光る便利アイテムまで、研ぎ澄まされた用の美はもはや眼福。道具が手になじむ頃には料理の腕前も一人前?
金属加工の名産 新潟燕市、三条市
「燕三条」と呼ばれ金属加工の分野において世界中から注目される地域。そのルーツは江戸時代、農家が副業として始めた和釘づくりといわれています。
いろがみのおろし金
色紙の端をめくったような形状が手のふちにフィット! 手のひらで直接食材をおろすような感覚を味わえます。燕三条にて、おろし金やヤスリを専門に110年超追求してきた機能美の結晶がここに。
W10.5×H9.2×D2.3㎝ 2200円(ツボエ)
庖丁工房タダフサのパン切り包丁
パンに刃の先端を当てて引くと、スーッと切れる驚きの切れ味。パンくずがほとんど出ず、断面の滑らかなこと! 新潟の老舗包丁鍛冶店が作った、波刃と両刃を持ったパン切り包丁です。
全長約36.5(刃渡り23)㎝ 1万2650円(タダフサ)
グローバルのペティーナイフ
切れ味、洗いやすさ、持ちやすさで世界中の料理人から支持されるステンレス一体型シリーズのぺティーナイフ。柄を握ったときの刃の角度が絶妙で、手首の動きだけでどんどん切れる!
全長26(刃渡り13)㎝ 8800円(YOSHIKIN SHOP六本木店)
TOOLS & INTERIOR 100

モノをこよなく愛するこだわり派の読者に向けて提案してきたLaLa Beginが、これまで取材してきた日常雑貨や道具、インテリアのなかから、さらに名品と呼べるものを厳選。 モノづくりが魅力的な日本メイドの調理器具、食卓に表情をもたらす世界のテーブルウェア、老舗の家具から気鋭の小物まで、毎日、そして長く使える暮らしの相棒を深掘り。センスがいい暮らしを叶えるモノ選びのポイントとともにお届けします。
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