【群馬県 桐生・太田】掘り出し物を見つけに。こだわりの手仕事を訪ねて街歩き

アパレル経営者 山鹿雅明さんとゆく「ものづくりの街で掘り出し物に出会う旅」

今回の深イイ旅は……

＼群馬県 桐生・太田／

私が生まれ育った太田市のお隣・桐生市は、1300年以上も昔から織物の街として栄え、現在も繊維業が盛んです。街のあちこちで繊維や織物、刺しゅう工場などが見られます。太田市もかつてはニットの産業として200以上の工場がありましたが、現在は10社を切っています。そこで産業の再生を図って、ニットを盛り上げようと取り組んでいるところです。

ものづくりの歴史が長い街だからこそ出会える、素材のよさを最大限に活かしたアイテムたちを見にきてください。

桐生の刺繍産業を活かしたポコポコ可愛い糸アクセ

トリプル・オゥの全ラインナップが揃うのはここだけ。糸でできているから手洗いもできます。

のこぎり屋根が目印の老舗刺しゅう工房に併設されたファクトリーショップ。軽くて肌にも優しい刺しゅう糸でできたアクセサリーが購入できます。平日は事前予約制です。

繊維工場から生まれた生地にこだわるセレクトショップ

カフェで休憩も♪　豆は、太田にあるスペシャルティコーヒー豆の専門店のものを使用しているそう。

繊維工場が手がけるセレクトショップで、自社ブランドと、地元で製造されたアパレル商品が揃います。僕もこちらで買ったシャツを愛用。カフェも併設されていますよ。

夫婦で営む機織工場で帯から生活雑貨までが揃う

店名のオルンは桐生の方言「織るん？」からきているそう。

元々は着物の帯メーカーの工場で、現在はストールや生活雑貨、バッグも販売。デザイン、製織、縫製、販売、すべて夫婦二人でやられていて、ブランドへの愛が詰まったお店。

肌あたりがチクチクしない太田産のニットはここで

おおたニットの肌触りを店頭で体感してくださいね。

私のお店では、地元のニット産業を盛り上げるべく立ち上げたブランド、おおたニットのアイテムが購入可能。ニットスカーフは、質のいいウールなので、チクチクしません。

連載

“地元愛”に答えあり
週末深イイ旅GUIDE

旅にいい季節到来！　今週いける国内旅のおすすめを、地元ラブな旅上手さんに聞いてみました。するとニッチでローカルなスポットが続出。なんだか深イイ旅ができそうな予感♪
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※掲載内容は発行時点の情報です。

［LaLa Begin 2024年 AUTUMN号の記事を再構成］text：Miho Oashi, LaLa Begin