Begin Market(ビギンマーケット) COLUMN ARTICLES ファンデーションつけすぎてない?【ベースメイク】の適量をプロのヘアメイクが伝授!

2024.08.02

秋の肌づくり、見直し道

ファンデーションつけすぎてない?【ベースメイク】の適量をプロのヘアメイクが伝授!

[LaLa Begin 2021年 10-11月号の記事を再構成]

3つのポイントを目指して、出発!

●自分の気分があがる肌

メイクは人の視線というより、自分のために。「今日調子いいかも!」なんて、自分の気分があがる肌を目指しましょう。

●コットン1枚でOFFできる肌

季節の変わり目の肌ゆらぎや肌荒れに備えて、最低限のベースメイクで軽やかに。肌の調子が悪い日でもストレスフリーに過ごせます。

●メイクの8割は完成!と自信が持てる肌

肌づくりさえきちんとできていれば、リップやシャドウなどのカラーメイクは気負わず2割程度の気持ちでOK。

つけすぎを見直す

山登りに荷物の取捨選択が大事なように、ベースメイクも機能性に優れたコスメを必要な分だけ使うべし。量を見直して、崩れにくくヨレにくい土台を仕込みましょう。

\たったこれだけでいいんです!/

下地

のびのよい下地を選べば、1cmほどで大丈夫

ほんの1cmほどを顔全体に薄くのばすだけでOK。スルスルと伸びて、UVカットとトーンアップを叶えます。上からお粉をはたくだけでもきれいなナチュラルベースが完成! 血色感をプラスしたいならローズをチョイス。

ファンデーション

カバー力抜群のファンデならパフ一面に取らずでOK

顔全体には塗らず、顔の中央やムラ・くすみが気になる部分にだけオン。薄づきだけどカバー力があり、程よくツヤのある肌に。クッションファンデは付属パフとの相性がバツグン。初心者でもムラのない肌をつくれます。

コンシーラー

自分の肌色になじむもので筆に2往復以下を目指そう

くすみやくまが気になるところに暗めの色を塗り、上から肌に合う明るい色を少しずつ混ぜて隠すのがコツ。肌なじみのよいカラーがミニマルに揃っていて使い勝手が◎。くまは涙袋より下の位置にあるので見分けに注意。

ハイライト

高発色のハイライトなら指先にちょんちょんだけ

指先ほどのツヤを部分的に仕込むだけで、立体感のあるヘルシー顔に。美容液たっぷりで崩れにくく、品のある発色で「プチプラなのにこのクオリティ!?」と驚いてしまいそう。リップや目元にも自由自在に使えます。

案内人が伝授! ムラなく塗れる筆選びのコツ

「メイクの上達を目指すなら、筆を別途用意。ファンデは毛先が斜めにカットされた筆でムラなく、コンシーラーでくまや色ムラをカバーしたいときはアイシャドウブラシの大を、ピンポイントで隠したいときは小を使うのがおすすめ」

 

右から資生堂のファンデーションブラシ131 1980円(資生堂お客さま窓口)、白鳳堂のJ5523 アイシャドウ 丸平1650円、同B5514H アイシャドウ 尖り1430円(以上白鳳堂)

※掲載内容は発行時点の情報です。

[LaLa Begin 2021年 10-11月号の記事を再構成]監修/畑江千穂 写真/伏見早織 文/川原世夢 イラスト/コナガイ香

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