2023.11.19
はじめて育てる寛容植物のすゝめ
【観葉植物】クリスマスにぴったり！ もふもふの葉が愛らしい「ボールバード」
フローリストかつ園芸家でもあるクマケンこと熊木健二が、誰でも育てやすい“寛容”な植物を紹介していきます。
熊木健二さん
埼玉県生まれ。フローリストでもあり、園芸家でもある。園芸店みたいな部屋で、50種類以上の植物と暮らす。花屋ブラウンシーとして活動。ギフトのブーケからディスプレイ装花などを手がける。@kuma_ken
ララビギン12・1月号と聞いて、いやはや驚き。もうそんな時期ですか、と。あと少しでクリスマス。ということで、クリスマスにもぴったりな子をご紹介。
小さなクリスマスをお部屋で感じて
●サイズ：品質により異なる
●希少度：★★☆☆☆
●育てやすさ：★★★★☆
●水やり：表面が乾いたら、たっぷりと。水切れ注意。
●日当たり：日当たりを好むので、基本は屋外推奨。半日陰の環境でも対応してくれます。
冬らしい、もふもふのモスグリーンの葉が愛らしいこちらは、ボールバードというコニファーの1種。コニファーは、裸子植物のなかで、丸みを帯びた松ぼっくりのような実をつける植物のこと。多くのコニファーは、そのような実をつけることから、針葉樹の総称として使われるようになったそうです。
コニファーは寒さに強い種が多いですが、夏場は蒸れや水切れに注意。基本は日当たりのよい場所で管理しますが、屋内で観賞する場合は日が良く入る風通しのよいところに置いてあげましょう。
クリスマスは、大切なあの人と、ボールバードもご一緒に。
※掲載内容は発行時点の情報です。
［LaLa Begin 2023年 12-1月号の記事を再構成］photo & text : Kenji Kumaki
