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未来の糸
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グレー・スウェット 「莫大小」と書いて「メリヤス」と読む。「大莫小なら…」

未来の糸で編み立てた
和歌山ニットを世界へ
和歌山ニット工業組合の有志とBeginの共同プロジェクトである和歌山大莫小(わかやま だいばくしょう)。和歌山産丸編みニットの周知を目的に発足し、現在まで80以上のプロダクトが誕生しました。毎回異なるテーマを設けていますが、第9弾は大阪・関西万博への参加が決定。それに合わせ万博が掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」を具現化することに。選ばれたのが2つの新素材、日本生まれの人工のプロテイン繊維“ブリュード・プロテイン™ファイバー”と、ヴァージンの風合いが出せる超高品質再生綿“さいくるこっと®”でした。アパレル界を根本から変える「未来の糸」を使い11社のニッターが腕によりをかけた黒のTシャツ&スウェットは、集大成といえる出来になりました。

未来の糸

未来の糸イメージ1

ブリュード・プロテイン™︎ファイバー

未来の糸イメージ2

タンパク質分子は20種類のアミノ酸の組み合わせが直鎖状に並び、その配列によって筋肉や抗体、ホルモンといった様々な物質に変化します。山形県に本社を置くバイオベンチャー企業“Spiber(スパイバー)”はクモの糸やカシミア・ウールといった優れた天然のタンパク質素材を研究し、それらの構造や物性のデータベースを構築しました。その知見から様々な工業製品に求められる多種多様なタンパク質を独自で設計。それらを生み出す遺伝子情報を微生物に導入し、植物由来の糖を与えて発酵(brewed)させることで作られたのが“ブリュード・プロテイン™︎ファイバー”です。アパレル用途としては、吸湿性と放湿性を備え、細くなめらかでしなやかな質感を実現できるほか、レザーやべっ甲、ウィッグといった素材にも加工できるそう。タンパク質なので自然環境下で分解し、マイクロプラスティックも排出しない。遺伝子工学と微生物の発酵プロセスを組み合わせることで無限大の可能性をもつブリュード・プロテイン™︎ファイバーは世界を救うテクノロジーになるでしょう。

さいくるこっと

未来の糸イメージ3
未来の糸イメージ4

大阪市内に本社を置く“東洋紡せんい”がインド最大級の紡績グループ“バルドマン”社と開発した革新的なリサイクルコットン。今までの再生綿は反毛(原料を針で引っ搔き綿に戻す工程)でダメージが残り、高品質な糸を作るには限界がありました。その課題を“さいくるこっと®”は従来と全く異なるプロセス(カット→オイリング→空気開繊)でブレイクスルー。繊維の長さ&太さを維持しリサイクル綿100%でバージンの風合いを実現しました。最大のメリットは糸クズや端切れ、廃棄衣料から作ることで水を使わない点。2050年、地球人口は100億人を突破します。人類にとって1番大切な資源は淡水で、大量の水を使う綿花栽培は縮小せざるを得ない。そんな未来で、我々がコットンの服を着続けていけるかどうかは“さいくるこっと®”に掛かっているといって過言ではないでしょう。

商品について

Tシャツ
Tシャツ
Tシャツ
スウェット

トレンドをキャッチアップしつつ、生地がもつ質感や風合い、光沢が感じられるシンプルなシルエットを意識しました。カラーは日本人の髪色でもあり、装いを引き締めるブラックに。デザイナーは国内外のブランドディレクションを手掛け「TOKYO FASHION AWARD 2025 」も受賞した馬場賢吾氏。20年後にヴィンテージとして評価される、そんなアイテムに仕上がりました。

Black t-shirt
Tシャツ
Black
T-shirt

身幅を広めにとったボックスシルエットが特徴で、ルーズながら洗練されたスタイルを演出します。レイヤードをイメージし丈感はジャケット着用時、裾からに程よくのぞく長さに。ドローコードを搭載し、その日のスタイルや気分に合わせて変化を楽しめます。絞ればコンパクトなシルエット、広げればよりリラックス感のある着こなしが可能です。一見シンプルながら細部にもこだわり、袖や裾のステッチワーク、ネックラインのリブの幅など、耐久性とデザイン性を両立させています。一枚での着用はもちろん、インナーとしても活躍する万能Tシャツです。

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【Tシャツ比較表】

和歌山大莫小 【比較表】
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	Black sweat
スウェット
Black
Sweatshirt

ゆったりとしたボックスシルエットと程よいオーバーサイズ感が特徴。ドロップショルダーにすることでラフながらも洗練された印象をプラス、ジャケットとの相性も抜群です。Tシャツ同様、裾のドローコードでシルエットの調整ができ、絞ってコンパクトなシルエット、広げてリラックス感を演出することも自由自在。フード部分は立体的な設計で、程よいボリューム感がスタイリングのアクセントに。袖口と裾のリブはテンションを持たせ、型崩れしにくい仕様に。デザインと実用性を兼ね備えたスウェットフーディです。

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【スウェット比較表】

和歌山大莫小 【比較表】
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私たちについて

私たちについて イメージ1

聖地・和歌山産スウェット

日本にはいくつかの繊維産地があります。その中でも「聖地」と呼ばれる場所では希少なビンテージ機械が現役で動いています。例えば岡山デニムなら旧式の力織機、尾州ウールならションヘル織機という具合に。和歌山にも100年前の吊り編み機や米式起毛機を筆頭に、半世紀以上前の編み機が稼働しており、今回も様々なプロダクトで用いられています。古いマシンを安定して動かすため、日々のメンテナンスはもちろん、新機能を付加するため大掛かりなカスタムも実施されています。彼らはなぜ、そのような手間をかけ旧型の機械を使うのでしょうか?

私たちについて イメージ2

世界に目を向けると、安価で消費サイクルが速いファストファッションがアパレル産業を席巻し、アジアの巨大工場には効率を最大限に重視したマシンが導入されています。コンピューター制御で何万種類ものカットソー生地が生産できる最新鋭機械は、複雑なセッティングも不要となり大量生産を可能としました。日本の産地には、1990年代以降に訪れたアパレルの低価格化で川中のメーカーが海外へ生産拠点を移した結果、価格競争を強いられ設備投資ができなかったという背景もあります。しかし、もし今それが出来たとしても“聖地”の人たちは満足できないのではないかと思います。最新の機械は人の介在する余地が少なく、何か気になることがあっても、機械を止めて手を加えることはできません。クリエイティブのモチベーションは、挑戦と発見です。課題に対して、頭を悩ませ様々な工夫をし、その過程で得られる成功や失敗が気づきを与える。その喜びを得るには油と綿埃にまみれ、機械と会話するしかない。和歌山のエンジニアの方に話を聞くと、手足のように使い慣れた機械は、編みという世界を知るための杖なのではないかという気さえしてきます。そんな賢人たちが和歌山の聖地を支えています。

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阪急うめだ本店でPOP UP開催します! 阪急うめだ本店でPOP UP開催します!

2025年5月14日(水) ~5月20日(火) 2025年5月14日(水) ~5月20日(火)

大阪・関西万博に続き、阪急うめだ本店8Fのプロモーションスペース81でも1週間限定で「未来の糸」を使ったTシャツ、スウェットを展示&販売します。万博には来れなかったという方もぜひ直接、触れて、着て、感じてみてください。

大阪・関西万博に出展してきました! 大阪・関西万博に出展してきました!

2025年4月30日(水)~5月3日(土)の4日間、EXPOメッセ「WASSE」で開催される和歌山県の「Wow!Wakayama!」内にてPOP UPを開催。国内外の方に向けて和歌山産ニットの魅力をアピールしてきました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。以下、会場でも流していたスペシャルムービーを特別公開中。ぜひチェックください!!

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