WILD THINGS

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1981年.アメリカ・ニューハンプシャー州ノースコンウェイにて、登山家のジョン・ボチャードとマリー・ミューニエール夫婦によって創立。スイスのシャモニーで代々続いているマウンテンガイドの娘として生まれ、優れた登山用品の重要性を幼い頃より植えつけられてきたマリーは、これまで培ってきた知識と経験をフィードバックし、“軽くてタフでなければいけない”というコンセプトをもとに高性能なプロダクトを継続的に生み出し続けました。1983年には、防水性と保温性を兼ね備えた名作“DENALI JACKET(デナリジャケット)”をリリース。マイナーチェンジを繰り返しながら現在も展開されているこのジャケットはWild Thingsの革新性をアピールすることに大いに貢献。1984年マリーは、女性として初めてアンデス山脈最高峰アコンカグアの登頂に成功。Wild Thingsの製品テストチームの一員として、自ら手掛けたクライミングギアとウェアの高い機能性を実証すると同時に、歴史的快挙を達成したことで、彼女の名は一躍クライマーの間で知れわたることとなりました。1985年、アメリカ軍にアブミとウィンドシャツを納品。1986年、探検家でありフォトグラファーのウィル・スティーガーと共に、ゴア社、デュポン社と商品を開発。1987年、パラグライダー用のウェアとギアを製作。1988年、犬ぞりレース用の製品開発をスタートさせるなど、創業からわずか数年で『ワイルドシングス』は新たなステージへと突入。高性能なプロダクトを継続的に生み続けることで、アメリカのアウトドア専門店からも絶大な支持を得ることとなりました。また、近年はミリタリーウェアのサンプル作成にも着手。その結果、ECWCS(拡張式寒冷地被服システム)のサプライヤーに認定。アメリカ軍に製品を提供するなど、常に新しい実績を築き上げています。2010年にはミリタリーラインWILD THINGS TACTICAL (ワイルドシングス タクティカル)米アウトドアギアメーカーの米軍特殊部隊向けに開発された衣類を展開するブランドとして立ち上げられました。アウトドアで培った製造技術を元に陸、海、空、海兵隊の各部隊と密接に連携された製品デザインは全て官給品を目的に製造されています。その為、アウトドア用衣料とは異なり全て米国製で、最新の軍用衣料に準拠した素材が使用されている。高品質ながらもリーズナブルな価格が評価され、高級衣料においては数ある有名アウトドアメーカーを差し置いて、最も多くの採用を勝ち取ったメーカーとなりました。

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