Begin Market(ビギンマーケット) COLUMN BASIC RULES デニムの洗濯は手を抜かない

2023.11.17

デニムの洗濯は手を抜かない

デニムを愛するなら、扱い方も学びましょ。正しいお手入れ方法を知れば、よりデニムに愛着がわき、はくのが楽しくなるはず。

POINT 1:洗剤は使わないor デニム専用洗剤で

インディゴで染め上げたデニムは、漂白剤や酵素が含まれている市販の洗剤で洗うと、必要以上に白っぽく色落ちする可能性があります。汚れがひどくなければ、洗剤を使わず水洗いで大丈夫。

ただし、温度の高いお湯を使うのはNG。 生地が縮み、色落ちも進んでしまいます。デニムラバーなら、デニム専用の洗剤を使うのも手。

POINT 2:裏返しは鉄則

 

インディゴ染めしたデニムは案外色落ちしやいものなんです。できれば洗濯機よりも手洗いがベター。そして色落ちを防ぐためにボタンやジッパーは閉めて洗い、デニムを裏返した状態で洗いましょう。

また、他の洗濯物に色移りしてしまう可能性があるので、必ずデニムだけで洗うこともポイントです。そもそもデニムは色落ちに関してはデリケートなアイテム。やさしく、丁寧に扱いましょう。

POINT 3:日陰と「筒」が鍵!

手洗いで汚れを落としたら、今度は「干す」工程。このとき、覚えておきたいのは直射日光を避けて、風通しのよい場所で裏返したまま陰干しをすること。さらにピンチつきのハンガーに吊るせば、パンツの筒の部分に空気が通って早く乾かすことができます。

「塩素系漂白剤」、「強い太陽光」、これらを避けて「裏返し」にして、洗って干せばOK。以上がデニムの洗濯の基本ルールです。

 

Q:洗わなくてもいいって聞いたけど……
A:洗わないのはNGです!

デニムを洗わずにはき続けると、汗や皮脂などの汚れやカビなどの繁殖によって、最終的には生地が傷んで破れてしまうことも。「取り扱いに注意して丁寧にやさしく洗う」が正解です。

Q:ひどい汚れはどうするの?
A:ピンポイントねらいうち!

食べ物のシミや土汚れなどは、ピンポイントで除去しておくことが大切です。使い古した歯ブラシに中性洗剤をつけて、汚れを浮かすように、軽くトントンとたたきましょう。

※掲載内容は発行時点の情報です。

[BASIC 100 RULES Autumn-Winterの記事を再構成]

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