ニットは編みを楽しむ
編みを知って、選んで、楽しんで
寒い季節に買い足したい、ニット。モコモコしたフォルムはそれだけで充分存在感がありますが、編み方が違うだけで全然印象が変わるんです。
目が細かいとすっきり見えるし、ケーブル状になっていると柄のような役割を果たします。編み目を変えるだけで、ニット×デニムというシンプルな組み合わせでも、冬のかわいさがグッと詰まったコーディネートが完成します。様々な編みを知って、選んで、楽しめたなら、あなたはニット上級者!
Knit:YASHIKI Pants:THE SHINZONE Earrings:IRIS47
一つのニットに、こんなに編み目が隠れてる!
A.葉がある木々をイメージしたメインパターン。
B.葉が落ちた 木の枝に積もった雪を表した模様。
C.スリーブは雪の粒のよう な小さな柄で構成。
D.身頃横にはジグザグとしたラインを採用。
E.立体感のあるワッフル状も。
裏編み
MACALASTAIR
ニットの裏目をあえて表地に採用することで、シンプルな表情に仕上がります。クリーンな雰囲気が魅力。
アラン編み
KERRY WOOLLEN MILLS
アイルランドのアラン諸島で働く漁師のために誕生。複数の柄を組み合わせて編み上げているのが特徴です。
あぜ編み
BINGHAMTON KNITTING
田んぼの間を仕切る“あぜ”に似ていることから名がついたデザイン。洗練された佇まいをつくります。
ヨーク編み
BELLURIA×BATONER
袖の真ん中あたりに模様が施される編み方のため、着る人の肩の形次第で違うフォルムが生まれます。
天竺編み
LE TRICOTEUR
メリヤス編みともよばれるベーシックな手法。横方向に伸びるため締めつけがなく、着心地もよいんです。
連載
BASIC RULES
LaLa Beginが定義する「服好き」、あるいは「服好き」予備軍さんへ、おしゃれの心得をご紹介します。色使いやコーディネート、メンテナンス方法から知っておきたい蘊蓄まで。おしゃれバイブルとして参考にしてみて!
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※掲載内容は発行時点の情報です。
[BASIC 100 RULES Autumn-Winterの記事を再構成]