Begin Market(ビギンマーケット) COLUMN BASIC RULES ニットは編みを楽しむ

2023.10.30

ニットは編みを楽しむ

編みを知って、選んで、楽しんで

寒い季節に買い足したい、ニット。モコモコしたフォルムはそれだけで充分存在感がありますが、編み方が違うだけで全然印象が変わるんです。

目が細かいとすっきり見えるし、ケーブル状になっていると柄のような役割を果たします。編み目を変えるだけで、ニット×デニムというシンプルな組み合わせでも、冬のかわいさがグッと詰まったコーディネートが完成します。様々な編みを知って、選んで、楽しめたなら、あなたはニット上級者!

Knit:YASHIKI Pants:THE SHINZONE Earrings:IRIS47

一つのニットに、こんなに編み目が隠れてる!

 

A.葉がある木々をイメージしたメインパターン。

B.葉が落ちた 木の枝に積もった雪を表した模様。

C.スリーブは雪の粒のよう な小さな柄で構成。

D.身頃横にはジグザグとしたラインを採用。

E.立体感のあるワッフル状も。

裏編み

MACALASTAIR

ニットの裏目をあえて表地に採用することで、シンプルな表情に仕上がります。クリーンな雰囲気が魅力。

アラン編み

 

KERRY WOOLLEN MILLS

アイルランドのアラン諸島で働く漁師のために誕生。複数の柄を組み合わせて編み上げているのが特徴です。

あぜ編み

 

BINGHAMTON KNITTING

田んぼの間を仕切る“あぜ”に似ていることから名がついたデザイン。洗練された佇まいをつくります。

ヨーク編み

 

BELLURIA×BATONER

袖の真ん中あたりに模様が施される編み方のため、着る人の肩の形次第で違うフォルムが生まれます。

天竺編み

LE TRICOTEUR

メリヤス編みともよばれるベーシックな手法。横方向に伸びるため締めつけがなく、着心地もよいんです。

※掲載内容は発行時点の情報です。

[BASIC 100 RULES Autumn-Winterの記事を再構成]

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