ロゴスウェットはカレッジロゴに着目
ロゴスウェットと大学との深〜い関係
ロゴ入りスウェットもその由来や違いを知っておきたい。ド定番のカレッジロゴも、さかのぼれば歴史あり。大学との深〜い関係を知って、ロゴスウェット選びにお役立てを!
Sweatshirt:GOOD ROCK SPEED Shirt:F.MCGREGOR Skirt:AURALEE Socks:FILMERANGE Jacket:BEAMS BOY Bag:F.MCGREGOR
Sweatshirt:CHAMPION Shirt:JAN MACHENHAUER Pants:SHINZONE Shoes:G.H.BASS × CASSIDY × SEPTIS Cap:COMESANDGOES
ミシガン大学に納品したのが、広まるきっかけに
スウェットと大学の関係を辿ると、はじまりは1924年。ミシガン大学にチャンピオンが運動部用のスウェットシャツを納品すると大評判となり、全米の大学へ広まりました。30年代になると、体育の授業で生徒に貸したウェアを管理するため、大学名をプリントしたスウェットが登場。50年代には、アイビーリーグの学生たちが大学のスウェットを私服と合わせて着るようになり、それがファッションとして浸透していったのです。
Sweatshirt:CHAMPION T-shirt:HANES Pants:LENO Shoes:G.H.BASS × CASSIDY × SEPTIS Necklace:FARIS
Sweatshirt:IVYSPORT Jacket:F.MCGREGOR Pants:JOHNBULL Shoes:PARABOOT Glasses:AYAME Bag:RUE DE VERNEUIL Scarf:BRONTE BY MOON
「アイビーリーグ」を覚えておこう
元々は東海岸の名門8大学で構成されるアメリカンフットボールリーグの名前なんです。ハーバード、イェール、コロンビア、ブラウン、コーネル、ダートマス、ペンシルベニア、プリンストンと誰もが知っている名門中の名門で、学生は学業が優秀なだけでなく、良家の子女がほとんど。そんなトレンドリーダーでもある彼らが着ていたブレザーやカレッジロゴ入りスウェットが、アイビールックと呼ばれ、日本にも広まったというワケ。
スウェットの王道プリントを覚えておく
【染み込みプリント】文字通り、インクを生地に染み込 ませることでプリントする手法。 インク量を調整することで、ムラ 感や古着っぽい雰囲気を表現する。
【ラバープリント】ペンキを塗ったようなハードな仕 上がりに。洗い込んでいくうちに プリントがひび割れし、ヴィンテ ージ感が増していくのも醍醐味。
【フロッキープリント】電気植毛という静電気を使った古 い技法で繊維を植えつけ、グラフ ィックを浮かび上がらせます。プ リントが立体的に盛り上がり、独 特の風合いになるのが特徴。
連載
BASIC RULES
LaLa Beginが定義する「服好き」、あるいは「服好き」予備軍さんへ、おしゃれの心得をご紹介します。色使いやコーディネート、メンテナンス方法から知っておきたい蘊蓄まで。おしゃれバイブルとして参考にしてみて!
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※掲載内容は発行時点の情報です。
[BASIC 100 RULES Autumn-Winterの記事を再構成]