漬け活24時
濃厚な味わいでお酒もすすむ♪「醤油麹漬け卵」のお手軽時短レシピ
20:00 晩御飯のご馳走も漬ければ簡単
サクっとゴージャス麹漬けの卵
漬け活料理で美味しいおもてなし
教えてくれたのは
ライフスタイルプランナー
長屋なぎささん
アパレル勤務後、ライフスタイルプランナーとして独立。麹甘酒/麹調味料ブランド「長屋/NAGAYA」を立ち上げる。ファッションの著書『155cm CLOSET』(宝島社)も人気。Instagram:@nagisanagaya
人が集まることが多いという長屋なぎささんのおもてなし料理の秘訣は、麹調味料を使った漬け活にあり。「前日に漬けておけば、当日はグリルするだけでいい」。旨味を含む麹は、時短なのに凝った料理になる優れもの。
麹調味料にハマったきっかけを聞くと、「家族の健康を考えたとき、調味料も栄養素のひとつであってほしいと思ったから。発酵食品なので腸活にもいいですしね」。お醤油を醤油麹に変える、お砂糖を甘酒に変える、これなら無理せず続けられそうです。
醤油麹漬け卵
【 材料 】
卵 … 3~4個
醤油麹 … 大さじ2
おろしにんにく … 小さじ1/2
【 作り方 】
1. 卵は好みの固さ(半熟がおすすめ)にゆでて、殻をむく。
2. 保存袋に醤油麹とおろしにんにくを入れて混ぜ合わせ、1の卵を入れる。
3. そのまま冷蔵庫で3時間から半日ほど寝かせる。
Point
卵に濃厚な味わいが凝縮。食べるときに小口切りにしたネギや糸とうがらしをトッピングすれば、ますますお酒がすすむ逸品に。
長屋/NAGAYAの
1. 紬醤油麹 2. 紬塩麹
使用したのは、長屋さんプロデュースによるこだわりの麹調味料。やさしい塩味と甘みがあり、漬けた素材がやわらかくなるといった嬉しい効果も。右/紬醤油麹 400g 2730円 左/紬塩麹 400g 2050円(長屋/NAGAYA)
連載
漬け活24時
コスパは大事、タイパも大事、SDGsも健康も……。大事にしたいことが日々の生活にてんこ盛り! そんななかふと、とても身近で静かに私たちに寄り添ってくれている存在に気が付きました。主役ではないけれど、あると食事に厚みが増す、お漬け物。令和の今、美容・健康の側面から、発酵・腸活ブームがきて、ぬか漬けや麹、甘酒にも注目が集まり、おしゃれさも加わって漬け物は進化中。一日の時間を有効にしてくれる漬け物を、達人たちの簡単レシピとともにご紹介。「漬け活」が生活を整えるちょっとしたきっかけになることを期待して。
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※掲載内容は発行時点の情報です。
[LaLa Begin 2024年 SUMMERの記事を再構成]photo : Shunsuke Musashi, Hoshito Omija text : Rie Murata, LaLa Begin illustration : Fumi Koike