2024.05.23
ブランド研究【Robert P. Miller】
〈ロバート ピー. ミラー〉の顔「パネルリブ」を深掘り! 抜群の着心地のワケとは?
ロバート ピー. ミラーたらしめる「パネルリブ」って知っている?
ロバート ピー. ミラーの顔とも言える「パネルリブ」。
ニットのように凹凸のある柄のような編み地
別名「針抜きリブ」とも言われ、ヴィンテージのスウェットシャツでも見られる針抜きリブを編み込んだパネルリブ製法は、ボディラインを拾いすぎない程よいフィット感があり、着るほどに体になじんでいきます。
小さく見えても着ると体にやさしくフィット
タンクトップ※2パックセット6820円 その他本人私物
技術の進む現在において、速乾性や耐久性においては最新の生地には劣るものの、天然素材が持つ肌ざわりのやさしさやパネルリブの着心地のよさは格別です。
What is “Panel Rib”?
編むときにあえて「針抜き」してきれいに編まず“わたらせる”
「針抜き」とはその言葉通り、機械の一部の針を抜いて編んだもの。それが“縦縞”として現れ、度目が甘くなって伸縮性にもつながっているというわけ。
均一に編まれた通常のフライス編みはフラットに見えますが、「針抜きリブ」は立体感のある表情が出ますね。
連載
ブランド研究【Robert P. Miller】
日常生活を支えてくれるデイリーウエアこそ名品にこだわりたい。米国アーカンソー州生まれの名門ロバート ピー. ミラーのインナーなら、流行り廃りのないベーシックさと機能性で、そんな欲求にしっかり応えてくれる。
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※掲載内容は発行時点の情報です。
LaLa Begin 2024年 SUMMERの記事を再構成]photo : Shunsuke Musashi edit & text : Masato Nachi