今春、装いのスパイスには【花柄ジャケット】がイチオシ！ コンサバ見えしない選び方は？

“ときめくかどうか”も買いの基準に加えておく

ベーシックを愛してはいるのですが、手持ちのアイテムだけで合わせると「あれ、地味じゃない？」なんてことも。料理にだってぴりりとしたスパイスが大事なように、素朴でおいしいベーシック素材にも、ときにはパンチのある味つけが必要なんです。ララビギンが考える今年のときめきスパイスは、ずばり、花柄ジャケット。キルティングや刺しゅうのようなクラフト感のあるものを選ぶと、脱コンサバでベターです。

ADIEU TRISTESSE
アデュー トリステスのリバティプリントキルティング ジャケット

＼チャレンジな花柄は白Tデニムで失敗知らず／

ヨネトミのロンT 9900円(ヨネトミストア)　オブラダのデニム3万9600円(シンチ)　ラピエサージュのネックレス1万1000円(ノンブルアンペール吉祥寺パークストア)　ユニバーサルオーバーオールのベルト4290円(城屋)

よく見ると、ナデシコやヤマユリなどがちりばめられていて、日本らしい雰囲気のキルティングジャケット。全体がぼやけないよう、黒のパイピングで締めているのもミソ。デニムや白Tといった武骨なコーデにこそハマる1着。5万3900円（アデュー トリステス）

JOHNBULL
ジョンブルのリバーシブル キルティングジャケット

インド綿に手作業でシルクスクリーンプリントを施し、やわらかい風合いが実現。かすれた色味が、ヴィンテージライクなデニムと好相性。裏は無地でリバーシブルも楽しめる。2万6400円（ジョンブル カスタマーセンター）

THE SHINZONE
ザ シンゾーンのリバーシブル チャイナジャケット

チャイナ服風の中綿ジャケットに、オリエンタルな花柄をプリント。リバーシブルで、黒のキルティングも楽しめる。ビッグサイズだから、ストレートデニムに合わせて着たい！　4万9500円（シンゾーン ルミネ新宿店）

連載

ボーイな女の洒落見えワードローブのつくりかた

この春で11周年を迎える、ララビギン。スタートから変わらず追求してきたのは、「長く愛せるもの」「つくりがいいもの」「年齢や流行に左右されないもの」。そんなベーシック・スタンダードなアイテムってもちろん名品揃い。けれど、ふと鏡を見ると「無難すぎ」「いまいちあか抜けない」なんておしゃれスランプに陥ることも。アイテムの軸はブラさずに、華やかさ、新鮮さがあって、改めてファッションって楽しい！と心躍るおしゃれがしたい。ちょこっとの視点転換で断然「洒落て見える」ワードローブのつくりかたを、服好きのあなたに提案します。
連載目次はこちら

※掲載内容は発行時点の情報です。

［LaLa Begin 2024年 4-5月号の記事を再構成］photo : Masahiro Tamura, Saori Fushimi　text : Mikiko Manaka, Miho Oashi, Yuka Dosaka, LaLa Begin　styling : Aki Nitta　model : Mito Yokota　hair & make-up : Chiho Hatae