ボーイな女の洒落見えワードローブのつくりかた
【OUTIL、SAINT JAMESなど】カラフルボーダーが豊作! 春色でワードローブをリフレッシュ♪
ボーダーを“カラフル”に変えてみる
こうあるべきを一度捨ててみる
やっぱり青か黒でしょ。ボーダーカットソーのそんな思い込みは捨てて、たまにはカラフルボーダーで外してみませんか? というのも、この春は老舗もカラーボーダーが豊作だからなんです。定番柄なのでいつものボーダー感覚で、デニムやチノパンなどと意外にすいすいと自在にコーデ可能。明るい色だと春っぽく見えるし、表情も明るく、気分も上向きになってといいことずくめ。色を一点投入するだけで、草木が芽吹きはじめるように春のワードローブがイキイキしはじめますよ。
OUTIL
肩に掛けたフィルメランジェのスウェット2万5300円(フィルメランジェ) リノのデニム3万4100円(グッドスタンディング) ティンバーランドの靴2万3100円(VF ジャパン) ラピエサージュのパールネックレス6380円、同チェーンネックレス1万1000円(以上ノンブルアンペール吉祥寺パークストア) ユニバーサルオーバーオールのベルト4290円(城屋)
ブランドの代表格といえる名品バスクシャツの新色はやさしい黄色。フランス海軍で運用されていたヴィンテージのバスクシャツをベースに、太めにデザインされたアームやゆとりを持たせた身幅が醸し出す、オーバーサイズの絶妙なシルエットが、他にはない仕上がり。フランス・バスク地方で60年以上営んでいるカットソーメーカーで生産されているのにも心惹かれる。2万3100円(にしのや)
JOHNBULL
ユニバーサル オーバーオールのパンツ1万7600円(ドリームワークス) パラブーツのミカエル9万4600円(パラブーツ青山店) フォーティーセブンのキャップ5280円(フォーティーセブン トウキョウ) アウトドアプロダクツのロールボストン3630円(アウトドアプロダクツ カスタマーセンター) アヤメの眼鏡6万500円(アヤメ) ゴールディのイヤリング2200円(ゴールディ)
サイズは大きめ、グリーンのボーダーは太めで、ゆるっとずるっとリラクシーに着用可能。しっかりした生地をバイオ加工でやわらかくしているから、着心地もストレスフリー。1万3200円(ジョンブル カスタマーセンター)
SAINT JAMES
オブラダのパンツ2万8380円(シンチ) ホワイトのスカーフ6490円(スーツスクエア TOKYOGINZA 店) マスター&コー×ララビギンの別注ベルト1万5180円(BOYNA)
着るほど肌になじむ定番ボートネックシャツに、新色ベージュ×ウォーターメロンが登場。同じくすいかを思わせるグリーンのスカーフを、首元にふわりとあしらっても素敵。1万3200円(セントジェームス代官山店)
BARBARIAN
シオタのデニム3万5200円(シオタ) アロー ノベルティ×ビームス ボーイのコンチョベルト1万1000円、同ブレス4950円(以上ビームス ボーイ 原宿)
濃淡の桜のような配色ボーダーは、3/4の袖丈も軽やか。生地はラグビージャージーにも使われるギュッと目の詰まった厚手のコットンで、洗い込むほど目が詰まってタフに育つ。1万7600円(グリフィンインターナショナル)
Le minor for green label relaxing
リーのデニムシャツ1万1000円(エドウイン・カスタマーサービス) ミディウミのパンツ1万6940円(マザーズインダストリー) リプロダクション オブ ファウンドの靴2万9700円(アイ ファウンド) ラピエサージュのイヤリング3850円(ノンブルアンペール吉祥寺パークストア) その他スタイリスト私物
肩の落ちる適度なワイドシルエットが女性的なカラー別注。いちおしは同系色のデニムシャツをインするあか抜けコーデ。1万4300円(ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング ルミネ有楽町店)
SHIPS any
中に着たヘルスニットのヘンリーネックカットソー4730円(ヘルスニット・ブランズ) オブラダのパンツ2万9700円(シンチ) メレルの靴2万7500円(丸紅フットウェア) ビームス ボーイのベルト7590円(ビームス ボーイ 原宿) ゴールディのイヤリング2310円、同ネックレス2420円(以上ゴールディ) ファウデのバックパック1万2100円(ミズタニ自転車)
ゆったりシルエットが今どきな人気ボーダーシャツに、パキッと明るいオレンジが仲間入り。レイヤードでヘンリーネックをのぞかせれば、首元に技ありなスタイルに。6490円(シップス インフォメーションセンター)
連載
ボーイな女の洒落見えワードローブのつくりかた
この春で11周年を迎える、ララビギン。スタートから変わらず追求してきたのは、「長く愛せるもの」「つくりがいいもの」「年齢や流行に左右されないもの」。そんなベーシック・スタンダードなアイテムってもちろん名品揃い。けれど、ふと鏡を見ると「無難すぎ」「いまいちあか抜けない」なんておしゃれスランプに陥ることも。アイテムの軸はブラさずに、華やかさ、新鮮さがあって、改めてファッションって楽しい!と心躍るおしゃれがしたい。ちょこっとの視点転換で断然「洒落て見える」ワードローブのつくりかたを、服好きのあなたに提案します。
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※掲載内容は発行時点の情報です。
[LaLa Begin 2024年 4-5月号の記事を再構成]photo : Masahiro Tamura, Saori Fushimi text : Mikiko Manaka, Miho Oashi, Yuka Dosaka, LaLa Begin styling : Aki Nitta model : Mito Yokota hair & make-up : Chiho Hatae