お悩み寄り添いリトルプレス通信本

日頃の疲れも癒やされる⁉ 本屋店主が選ぶ、眠れない秋の夜に読みたい本とは？

通信社 SAZARE BOOKS店主・石川聡子が、さまざまなお悩みに寄り添う本をピックアップします。

通信社SAZARE BOOKS 店主石川聡子さん

住所は東京なのに、都会ではぐれたかのような場所で小さな本屋を開店中。選書はそこから選りすぐりをピックアップしています。X：@sazarebooks

『#JYP31 -31PLANS TO MAKE ME HAPPY- 』　著：森温　¥2,750　発行：ATSUKOWORKS

不穏な空気が流れたコロナ渦でつくられたごきげんリスト、その名も（J）自分を（Y）喜ばせる（P）プラン×31。好きな服を着る、友達に電話する、ホットケーキを焼く……。うんともすんともな時こそ、日常の中にある小さな幸せを再確認。ほんわかした絵と肩の力を抜いた文章が、明日の目覚めを楽しくしてくれるかも。

『するべきことは何ひとつ』　著：モノ・ホーミー　¥1,650　発行：さりげなく

パッと見、普通の本に見えますが、実は、撥水性の紙でつくられているので、お風呂の中でも読めちゃうんです。シリーズ名は、ずばり「長湯文庫」。短編集なので千夜一話よろしく、1日1篇と決めて少しずつ読み進めるのも◎。おとぎ話のような奇妙であたたかな物語に、長湯のごとく、ちゃぽんとつかってみませんか。

連載

お悩み寄り添いリトルプレス通信本

通信社SAZARE BOOKS店主石川聡子が、さまざまなお悩みに寄り添う本をピックアップします。
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※掲載内容は発行時点の情報です。

［LaLa Begin 2023年 10-11月号の記事を再構成］子