お尻に自信がない人こそ試して。アナトミカのデニムマリリン1と2をはき比べてきた!
突撃取材!アナトミカのマリリン1と2をはき比べてきた!
行く人のお尻が気になります。変な意味ではなく(笑)、デニムは後ろ姿が肝という話です。
アナトミカの「マリリン」は「後ろ姿がきれいに見える」と評判。そんなウマイ話がある?と半信半疑でお店に突撃。
1は楽ちんでフレンドリー
2は背筋をしゃんとしたくなるはき心地
早速はいてみると、1は柔らかく包み込むよう。2は体を支えるようにシャキッと。ヒップは、1は丸みが出るのにセクシーになりすぎず、2は立体的で上品なラインが現れるではありませんか!
実は、考え抜かれた型や緻密な縫製が美しい後ろ姿の秘密。更に、「マリリンはウエストじゃなくてヒップでサイズを合わせて欲しいんです」と店長の高桑さん。
縫製からサイズ選びに至るまで、後ろ姿へのこだわりは半端じゃありません。なるほど、評判の声は嘘じゃなかった(疑ってごめんなさい)。
デニムが上手く着こなせない・お尻に自信がないという人こそ、試す価値あり。(ちなみに私は2派)貪欲に「なりたい後ろ姿」で選んでください。(編集部ヤザキ)
618 MARILYN I(マリリン1)
マリリン・モンローがはいていたとされるモデルがベース。ハイウエストですが窮屈さを感じず、自然に体型を美しく見せてくれます。はき込んだような柔らかい生地も相まって、スカートのような楽ちんな着心地は、毎日はきたくなるくらい。2万7000円(アナトミカ 東京)
SIDE
FRONT
ヒップ下から裾にかけては、幅広のストレート。ヒップラインは自然な丸みで、さりげなく美しい後ろ姿に仕上げてくれます。余裕のある作りながら、だらしなく見えないのもありがたい。
Q:裾はどうする?
A:ロールアップで足元に少しボリュームを持たせるのがおすすめ。「10cm幅で2ロール」が理想!
店長の高桑大樹さんがマリリンの魅力を教えてくれました。丁寧でアツい接客に、ついつい色々相談したくなる。
618 MARILYN II(マリリン2)
こちらもマリリンがはいていたとされる2大デニムのうちの1つを元に作られたもの。深い股上が特徴の1に対し、こちらは少し股上浅め。しっかりとハリのある生地で、テーパードラインのシルエットは着こなしを上品な印象に仕上げます。2万7000円(アナトミカ 東京)
SIDE
FRONT
美しく落ちるテーパードラインなので、1よりきれい目なシルエット。360度すっきりと見えて、キュッと立体的な後ろ姿が実現するのは、バックポケットのダーツ(縫製)のおかげ。
Q:裾はどうする?
A:テーパードシルエットを活かすため、ロールアップはせずに裾上げして、すっきりとはきたい。
着こなしを真剣に相談(笑)。「トップスはコンパクトに。足元は、1はローテクスニーカーやバレエシューズ、2はヒールやローファーなどと合わせると好相性です!」
Information
ANATOMICA TOKYO アナトミカ東京
今回お邪魔したのは、東京・東日本橋にあるアナトミカ東京店。マリリンだけでなく普遍的で長く愛用したくなるアイテムが揃い、男女問わず服好きの評判の高いお店です。
東京都中央区東日本橋2-27-19 Sビル 1F
TEL 03-5823-6186
営業時間 13:00~20:00
定休日 火曜
※掲載内容は発行時点の情報です。
※表示価格は税抜き
[LaLa Begin2018年10-11月号の記事を再構成]写真/竹内一将(STUH) 池本史彦(PYRITE FILMS) 伏見早織 武蔵俊介 文/間中美希子 仁田ときこ 秋山たおり 灰岡美紗